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【開催見解】第15回笠松競馬(12/2~6)

2019年12月1日

第15回笠松競馬は12月2日(月)~6日(金)の5日間、「ウインターシリーズ」が行われる。では順に各日のメインを紹介していきたい。

 

まず初日(12月2日)はB-1組の「下呂特別」(1600m)。

再転入後は5戦5勝と勢いに乗っているハービーボンズがここも不動の中心。とにかくレース運びがうまいのが何ともいい。確かな決め手を持っており、B級の特別が壁になることはないだろう。対するヤマニンフレッチェも素質は相当。前走は内枠が仇になった一戦で、決して力負けではないはずだ。3番手はピースフォーエバー。37秒1の末脚を駆使した前走が圧巻の強さで、あの走りなら距離延長は吉と出そう。あとは3歳馬ドリームパーリオやスピード上位のライトリー、アーツレイジングも見せ場は作りそうだ。

 

2日目(12月3日)はC-15組の「濁河特別」(1600m)。

勝ち馬がそろって激戦模様だが、サンマルフラッシュが馬券の中心にはふさわしいか。上がりがしっかりしているので距離延長にも対応できそうだし、ハナに固執しない点も魅力である。相手筆頭はキングリキュール。2着に8馬身差をつけた前走が圧巻の勝ちっぷり。いい脚を長く使えるので流れ次第では頭までありそうだ。単穴は好調そうなマスティフ。距離延長は微妙だが、先行力のあるメイショウメイカやエルコンフェアリーもヒモに加えたい。

 

3日目(12月4日)はA-3組・中央1勝クラスの交流戦「初雪特別」(1400m)。

地元のバレンティーノが力を付けており、善戦以上を期待したいが、基本はやはり中央上位のスタンス。2走前、この条件で0秒3差3着に健闘したエリープラネットを中心に、500万条件で好勝負を演じていたタイセイビルダー、小回り向きの先行力があるスケールアップやクイーンブロッサムも圏内十分。下級条件ながら笠松で2勝して中央へ戻っていったノーブルレゼルもコース実績があり、警戒は怠れない。

 

4日目(12月5日)はシリーズメインでもある2歳オープンの「ジュニアキング」(1600m)。

ラブミーチャン記念では惜しくも兵庫のテーオーブルベリーに負けたニュータウンガールだが、好位から競馬ができたのは収穫。しっかり末脚を伸ばして存在感を示したし、地元馬同士ならチャンス十分だろう。これを負かすならジュニアクラウンで同馬と僅差の競馬を演じたダルマワンサか、ひと叩きしたマナホクレレ。後者は道営で3勝と底力も十分だし、叩いた上積みを見込めば楽しみは大。以下、相手なりが持ち味のワイエスキャンサー、スピード上位のムスターファも前走がここに繋がりそうな感触はある。転入新馬ルミナスアローも道営の2勝馬だけに軽くは扱えぬか。

 

5日目(12月6日)はA-1組・B級以上オープンの「東海クラウン」(1600m)。

人気が割れそうな一戦だが、叩き3走目で圧勝したドリームアローが勢いに乗りそうなムード。何が何でもハナを主張するモズオラクルがいるので、これの番手に付ければ自ずと展開も向きそうだ。相手筆頭は笠松巧者メモリージルバ。前走時はこの馬らしい気配が戻っていたし、体調さえパンとすればあっさりのシーンもありそう。ダークホースはヴィクトアリー。初物づくしの前走も手堅くまとめていたし、地元馬同士の東海クラウンなら一発があっても驚けない。他では高いレベルで体調が推移しているドリームスイーブル、決め手勝負になった時のストロベリーキング、久々を叩いたゴッドフュージョンなど。

 

(競馬東海 郷 秀文)

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