【開催見解】笠松競馬(2020/1/7~10 重賞:白銀争覇)

2020年1月6日

17回笠松競馬は1月7日(火)から10日(金)までの4日間、「新春シリーズ」が行われる。では順に各日のメインを紹介していきたい。

 

初日(7日)はB-1組の「新春特別」(1400m)。傑出馬が不在でひと波乱もふた波乱もありそうなメンバー構成になったが、距離が1400mならピースフォーエバーにチャンスがありそう。ここ2走が距離に壁を感じさせたし、1400mなら最後のひと押しが可能だろう。相手は前走の勝ち時計が優秀なコノチヲツナイデやセルリアンラグバ、素質上位のダノンイーグルなど。穴は条件が緩和したハタノサンドリヨン、馬体がいいスマートダイバーなど。

 

2日目(8日)は3歳1組の「若松特別」(1400m)。人気の中心は前走、ライデンリーダー記念で3着と気を吐いたボルドープリュネ。元々、評判が高かった馬だし、一線級が不在の1組なら先行自在脚で勝ち負けに持ち込んでくれそう。同じく条件緩和のジャマティーボ、キセキタイムも互角かそれ以上。だが、ローズレイジングは気分次第? 前走時計が優秀なファシネイティングやマルヨシズトも連争いなら差はない。

 

3日目(9日)はシリーズメインでもある重賞「白銀争覇」(1400m)。馬券の中心は昨夏のサマーカップを勝っているエイシンエンジョイが最適か。前走、笠松GP後にここを見据えたローテには好感が持てるし、この相手なら実績上位。勝ちを意識した出張策だろう。これを負かすなら先行力上位のメモリートニック。この距離なら好勝負に持ち込めそうだ。他には金沢トウショウデュエルやミキノグランプリも手堅い成績が売りで、馬券には欠かせない存在になりそう。

 

4日目(10日)はC-1組の「ことぶき特別」(1600m)。前走勝ち馬がズラリとそろって見応え十分の一戦になりそうだが、この鞍ですでに3着があるマサノビジョンが中心にはふさわしい。この顔ぶれならハナへ行ける可能性は高いし、前走の勝ちっぷりからしても体調が上がっている印象。これに僅差で続くのがモズリスペクトとミッドサマーナイト。先行すればしぶといタイプで、距離延長は問題ないだろう。他では手堅く差してきそうなオクシーやアレグレユミティーあたりも流れが向く可能性があり、これらの頭が配当的には狙い目かも。

 

(競馬東海 郷 秀文)

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