【開催見解】第1回川崎競馬(4/1)

2016年3月31日

実質的には3月28日(月)から4月1日(金)までの5日間の川崎開催だが、4月から年度替わりになるため4月1日(金)のみ別の開催扱いとなる。1日間のみの開催ということで、後半3レースについて解説したい。

 

エイプリル賞(B3四組 1600メートル)は、ポッドブルが中心になりそう。大井から転厩初戦の前走でいきなり2着に好走。1600メートルに良績がないのは気掛かりだが、今のデキなら勝負になる。トーホウビーストは前走11着に敗れたが、格上げ初戦に加えて相手が揃っていた。距離短縮は問題なく、調子落ちも見られず巻き返しは可能。あとは勝ち味に遅い面はあるが、反面崩れがないクレバーカイオウ、浦和在籍ながら川崎で3勝を挙げているアインディアマントも差はない。ポンと行ければハーモニーウィルの粘り込みがあるし、流れが速くなれば決め手あるタイセイボルトの出番がありそう。

 

オールデスト4 川崎ライオンズクラブ記念(B1二組 B2一組 1600メートル)は、4歳馬らしい成長を見せて2連勝中のフィーリンググーの走りに注目したい。さすがにここまで相手が強くなると楽ではないが、今の充実ぶりなら見劣りはしない。相手は実績上位のドリームキングダムやスマートファミリア。今年初戦になるが外厩で乗り込んでいるジュリエットレターは侮れない。岩手からの再転入戦を叩かれたヴェリイブライトの一変や、素軽い先行力があるオープンベルトの粘り込みにも注意が必要だ。

 

イースター特別(C1一組 1500メートル)は、前走は重目残りだったか9着に敗れたペプチドビンゴの巻き返しに期待する。この中間の乗り込み量は豊富で、これで絞れてくるはず。ここ一連の走りが評価できるコスモウィローや、中央競馬では未勝利だったが川崎転入で一変がありそうなゼンノウラヌスも侮れない。あとは安定感が出てきたシゲルジダイマツリ、復調気配のランニングシューズ、先行力があり粘り込みに注意したいヒラボクボーノあたりも差はない。

 

(勝馬 山形宗久)

 

                          勝馬

 

 

 

 

 

 

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