【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(3/1 エンプレス杯[JpnII])
「今週もゴールドアリュール産駒ワンミリオンス」
当レースを連覇したアムールブリエが引退。JBCレディスクラシックを連覇中のホワイトフーガも距離などを考慮して先月のフェブラリーSを使い、ここには不在。となるとTCK女王盃1、2着馬のワンミリオンスとリンダリンダに人気が集まりそうだ。
ワンミリオンスの前走、TCK女王盃は準OPを勝った直後だったが、勢いに乗って一気に重賞も奪取。昨年1月30日のデビューで翌年の1月25日。約1年弱、通算10戦目での古馬重賞制覇となった。これからのダート牝馬戦線を引っ張っていく存在だろう。小回りの川崎、距離が2100メートルになってどうかだが、折り合い面に不安はなく、鞍上も引き続き戸崎騎手。フェブラリーSのゴールドドリーム、ユングフラウ賞のステップオブダンスに続いて、急逝した父ゴールアリュールに捧げる勝利を期待。
リンダリンダはTCK女王盃で一旦は先頭に立ちながら惜しい2着。それでもここにきての地力強化を確認させる好内容だった。川崎の2100メートルは昨年11月のロジータ記念で2着。吉原騎手も2度目となり、距離、コース経験を味方に今回は逆転まで。
タマノブリュネットはTCK女王盃で離された5着に終わったが、今回はルメール騎手が鞍上。川崎コースで勝ち鞍もあり、昨年9月のレディスプレリュードで勝利と能力も確か。ここは巻き返しを警戒。
川崎2100メートルの関東オークス勝ちのあるタイニーダンサー。TCK女王盃でレースチ1上がりの脚を使った地元川崎のポッドガゼール。昨年の当レース2着馬ヴィータアレグリアなどにも注意が必要。
◎ ワンミリオンス
○ リンダリンダ
▲ タマノブリュネット
△ タイニーダンサー
△ ポッドガゼール
△ ヴィータアレグリア
(ケイバブック 金子 規雄)