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【開催見解】第2回川崎競馬(5/15~19 重賞:川崎マイラーズ)

2017年5月14日

 今回の川崎競馬スパーキングナイターは5月15日(月)から19日(金)まで5日間開催。3日目の17日(水)に第9回川崎マイラーズが行われます。

 

 初日のメインレースは第30回記念開成町、あじさいまつり特別がB3二組、距離1600メートルで行われます。地元勢では混戦で渋太い末脚を繰り出しているグットドディユがクラス3戦目で台頭のシーンが期待できます。今回は約一年ぶりになるアイルオブワンダーは、休養前にこの条件を勝ち上がっている実績馬。確かに長期休養明けはハンデになりますが、傑出馬が不在だけにイキナリ力を発揮するシーンも。ビッグスターはクラス上位のスピードが売りで同型を捌ければ逃げ切りは十分。遠征馬では船橋勢に駒が揃いましたが、古豪ブラックリバイバル、クラッシュハイトの千六ランナーに追い込み一発を秘めるエスシーカレント、ロワノワールが上位を狙います。

 

 2日目のメインレースは準重賞の報知新聞皐月盃がA2下、距離1600メートルで行われます。ここは重賞でも勝ち負けの実績を残す馬が集まりました。今年の多摩川オープンで2着のバーンザワールドはツボにハマれば素晴らしい切れ味を発揮する力の持ち主。近走は結果が出ていませんが、展開が向けば上位争いに加わってくるはずです。小林のレイディルアレナは金盃こそオープンの壁に阻まれましたが、準オープン屈指の強豪。小回りの川崎コースがカギになりますが、まともなら勝ち負けのレベルにいます。1月の大師オープンを勝ったあとは鳴りを潜めているガーニーフラップですが、自己条件なら一変があっても不思議はありません。この他では川崎千六に適性がある船橋のエスケイアリュール。

 

 3日目のメインレースは恒例の川崎マイラーズ(S3)がオープンの1600メートルで行われます。注目はやはり地元のジャーニーマンでしょう。昨年のクラシックで鎬を削った素質馬ですが、やや難しい面があって期待した成果を残せませんでした。ただ、休養を経て3月に復帰後は準オープン、オープンを連勝。スムーズに折り合ったレース内容から気性面の成長が見込めるので、素質馬が本格化なれば古馬戦線でも主役を担えます。同じく地元のセイスコーピオンは昨年に転入してマイルグランプリ、勝島王冠を連勝した実績馬。今回は休み明けのハンデはありますが、条件に不足はないのでイキナリ本領発揮が期待できます。この他ではフジノウェーブ記念2、3着のタイムズアロー、サクラレグナム。素質馬トロヴァオの復活も待たれます。

 

 4日目のメインレースは新緑特別がB1の1600メートルで行われます。もうワンランク上を狙う実力馬が揃ってハイレベルの一戦になりましたが、地元勢ではマイル路線で安定した成績を残すゼンノウラヌスが遠征馬を迎え撃つ図式。その遠征馬で注目となるのが、浦和のワイルドダラーでしょう。JRAからの移籍前は障害戦を走っていましたが、一千万条件でも実績のある馬。転入2連勝が一方的な内容だけに、ここも好勝負は間違いありません。船橋からは準オープンでも勝ち負けのレベルにあるジャジャンケン、相手は強化も近走好調のナイキアフォードあたりでしょうか。

 

 最終日のメインレースは小田原市特別がB2二組、B3一組、距離1500メートルで行われます。地元では堅実な走りで期待に応えるデルマハンニャに注目。前回は久々にキレのいい末脚を発揮して快勝。このクラスに上がっても十分勝ち負けになる実力馬です。JRAからの移籍馬グランドエンジェルは左回りに適性が高く、川崎で新たな一面を発揮しそうです。遠征馬では川崎巧者で鳴らして前回このクラスで久々に見せ場を作ったレイクマッケンジー、地元のB3を勝ってきたプラトンイミシャン、末脚がハマッた時のマゼンタに期待が持てます。

 

 

 

(ケイシュウNEWS 田島 啓行)

 

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