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【開催見解】第3回川崎競馬(6/12~16 重賞:関東オークス)

2017年6月11日

 今回の川崎競馬スパーキングナイターは6月12日(月)から16日(金)まで5日間。3日目に指定交流、第53回関東オークスが行われます。

 

 初日のメインレースは神楽酒造盃、くろうま賞がB3、C1、青毛、青鹿毛、黒鹿毛、距離1600メートルで行われます。川崎の名物レース、毛色限定のひとつで、毎年この時季に施行される特殊条件。ここは先ず遠征馬をピックアップ。船橋のライブリーソウルはマイル路線で堅実な走りを見せる1頭。最近の中では組み合わせに恵まれたのでチャンス十分でしょう。ブラックリバイバルは8歳馬ですが、近況も活気を維持して元気一杯。スンナリ運ぶと渋太さを発揮します。浦和のランドギャラクシーは末脚に魅力の混戦向き。川崎は初コースになりますが、上位争いの一角でしょう。地元勢では前回のこのクラスを4着に食い込んだウインサラ、実績上位のギンザセレクトに魅力があります。

 

 2日目のメインレースはJRA交流、準重賞のスパーキングナイトチャレンジが準オープンの1600メートルで行われます。迎え撃つ地元勢では距離適性の高いオープンでも好走例のあるグランユニヴェールが有力候補。川崎に戻ってきたトキノセレブは前走B級の交流戦を楽勝して名乗り。時計の比較でリードしており、このクラスに入っても即通用しそうです。JRA勢は左回り主体のローテーションで素質秘めるラテラス、距離がポイントでも大井でこのクラス2着のメイショウタラチネ、昇級戦の一千万条件をコンマ差に頑張ったフローラルダンサーが上位を狙います。

 

 3日目のメインレースは3歳牝馬の交流重賞、第53回関東オークスが距離2100メートルで行われます。全国各地で鎬を削ってきた素質馬が集まって毎年興味深いレースですが、先ずは南関勢から。川崎のアップトゥユーは距離に不安のあった東京プリンセス賞で頭差の2着。再度主導権を握るレースができれば面白いでしょう。当時3着のステップオブダンスは出遅れながら詰め寄って見せ場。ユングフラウ賞ではアップトゥユーを負かしており、舞台替わりで逆転を狙います。他地区からはのじぎく賞2、3着の高知タッチスプリント、笠松のウリャオイ。牝馬全国区の園田スターレーン、道営のセミプレナが参戦予定。注目のJRA勢は兵庫チャンピオンシップ3着馬のクイーンマンボ、青竜ステークスでコンマ差のサクレエクスプレスに五百万を楽勝してきたアンジュデジール、アポロユッキーがエントリー。今年も激戦になりました。

 

 4日目のメインレースは地方競馬スーパースプリントシリーズのトライアル戦、川崎スパーキングスプリントがオープンの900メートルで究極のスピードを競います。距離適性で魅力があるのは地元のディーズプリモ。近走はオープンの強豪に混じって上位争い。地元のこの舞台は初挑戦になりますが、そのスピードは魅力です、。実績上位馬なら船橋のフラットライナーズでしょう。今回は休み明けになりますが、昨年のこのレースを勝って続くファイナルの習志野きらっとスプリントも連勝。1月の船橋記念も制して今や南関を代表するスプリンターに君臨。今年も期待が集まります。この他では浦和のサトノタイガー、大井のツルオカボルト、アピアも出走に漕ぎ着ければ上位を狙える力関係と言えます。

 

 5日目のメインレースは湘南発祥の地、大磯町特別がB2二組、距離1500メートルで行われます。地元からはここ2戦で連勝を決めているデルマハンニャが最有力。逃げ、差し自在の機動力は魅力一杯です。3歳馬のキョウエイドラゴンは地元、浦和の一組を連勝して格付け緒戦。あまり馬格はありませんが、今の勢いなら古馬相手でも通用しそうです。この他では地力上位のジュリエットレター、近走はひと息もシゲルジダイマツリもマークが必要です。遠征馬ではこの距離を得意している浦和のコスモパープル、快速馬ポインテッドラン、船橋のツルマルキングオーが上位グループ。抽選を潜り抜けて使ってくれば、力差のない組み合わせで好勝負になるでしょう。(出走予定馬は6月9日現在)

 

ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

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