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【開催見解】第12回川崎競馬(1/29~2/2 重賞:川崎記念[JpnI])

2018年1月28日

 1月29日(月)から2月2日(金)までの川崎開催は昼間開催で行われ、31日(水)には交流重賞第67回川崎記念が行われる。他にも30日(火)には第16回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリの2戦が行われる。
 
 29日(月)のメインレースは「ご縁の国しまね」特別(B2二組 B3一組 1500メートル)。ここは実績面からはジョーウォルターだろう。今年初戦になるが、ここに向けて乗り込みは十分。本来はB1で勝ち負けできる器で、ここは相手関係が楽。勢いがあるのはジーケーワン。5歳の割りにレース経験が浅く、まだまだ伸びてきそうな印象。前走は着差以上に強い内容で、格上相手でも通用する。前走は案外だったセルリアンサーロスは元中央3勝馬で実績的には上位だし、前走の勝ちっぷりが良かったドリームエルダーは侮れない。他にも川崎向きのニシノマリーナ、ハナ切ると渋太いポインテッドラン、転入初戦だが力は互角のパパラヴズマンボあたりがこれに続く。
 
 30日(火)のメインレースはヴィクトリーチャレンジ(B3 1600メートル)。ここは好調馬が揃って難解だし、鞍上は名手が揃っているだけに混戦模様。勢いがあるのはラーゴブルー。良血馬らしく転入後2連勝と成長を遂げているし、格上げ初戦だが勝ち負けになる。中央時に船橋500万交流戦を勝っているのがウインブルースカイ。B2下を勝っているのだから実績は上位、追い切りの動きも目立ち初戦から。追い込み一手だが2連勝しているヤマニンバリトン、前走1600メートル戦で逃げ粘って見せたサトノワイバーン、以前この条件を既に勝っているドリームスピード、前々で渋太い走りを見せるリコーラモーヌあたりが有力。全国の一流ジョッキーが集うレース、馬券もさることながら、その騎乗技術にも注目だ。

 

 31日(水)のメインレースは川崎記念(4歳以上オープン、交流重賞JpnI)。例年、東京大賞典→フェブラリーステークスへと向かう馬が多く手薄になりがちなのだが、今年は東京大賞典2、3、4着馬が揃って使ってきたし、チャピオンズカップ5着のアウォーディーも使ってきた。一昨年、川崎で行われたJBCクラシックの覇者アウォーディーは、その後は勝ち切れず不満の残る内容だが、詰めの甘さを補える小回りの川崎になるのはプラス。東京大賞典をスキップした分疲れもないはずだし有力だ。サウンドトゥルーは、差し一手の割りには川崎で結果を残せており好勝負必至。ケイティブレイブは昨年は5着に敗れたが、その安定した走りからも崩れることはない。日本テレビ盃を勝ったまでは良かったが、その後がもうひとつのアポロケンタッキーは、東京大賞典4着で復活の兆し。一昨年の東京大賞典の覇者で侮れない。グレンツェントは、レパードステークスと東海ステークスの覇者。JBCクラシック5着、チャピオンズカップ10着は悲観する内容ではないし、巻き返しは可能。メイショウスミトモは南関東初見参になるが、名古屋グランプリ快勝からも地方のダート適性は高い。地方代表はディアドムス。重賞2連勝と充実著しく、今のデキなら中央馬相手でも遜色はない。
 
 1日(木)のメインは多摩川オープン(4歳以上オープン 地方交流 1600メートル)。大師オープンで3着に好走したインフォーマーが狙い目。元々力のある馬で、復活となれば勝ち負けになる。同じく復活の期待がかかるジャーニーマンは、3歳時に羽田盃、戸塚記念で3着がある実力馬で、休み明けを2度叩かれて復調気配。ガーニーフラップは3歳時にクラウンカップを制しており、昨年は大師オープンを勝っていることからも力は互角。あとは川崎を得意にしているグランフィデリオ、休み明けの前走が上々の内容だったシグナルプロシードも面白い。浦和の小久保厩舎勢では休み明けを一叩きされたニチドウリュンヌ、大井では惨敗したがベルゼブブは連闘で一変が期待できるし、ファイヤープリンスにも同じことがいえる。10歳馬キスミープリンスはオープン特別なら勝つだけの力があるし、展開がはまればブレーヴマンの台頭もある。

他地区からは笠松のツルオカハチマンが使ってくるが、船橋在籍時にA2下で2着はあるが、兵庫、笠松移籍後の走りからここでは見劣る。
 
 2日(金)のメインレースは銀嶺特別(B1 1500メートル)。ここは前走A2下の準重賞で4着に踏ん張ったタマモベルモットが有力。この距離なら逃げ切れる。ロジータ記念、東京シンデレラマイルと重賞で連続3着のグラスサファイヤは、差し一手で展開待ちになるが、はまればまとめて差し切る力がある。あとは休み明けを一叩きされたサトノアビリティやベイビータピット、東京ダービー、クラウンカップで2着があるプレイザゲームも前走の走りから侮れない。同型馬捌ければキャプテンロビンの逃げ込みがありそうだし、中央からの転入馬ウェイトアンドシー、ゼンノスサノヲの両頭ともに3勝の実力馬で初戦から注意したい。
 
(勝馬 山形宗久)

 

 

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