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【開催見解】第10回高知競馬(10/29~11/13 重賞:黒潮マイルチャンピオンシップ)

2016年10月28日

高知競馬は第10回開催がスタートする。今開催は29日(土)、30日(日)、11月5日(土)、6(日)、12日(土)、13日(日)の6日間開催。13日(日)には第12回黒潮マイルチャンピオンシップが行われる。出走メンバーの登録は次週になるが、果たしてどのような組み合わせになるか。30日のA級戦には休み明けになる強豪が数多く戦列復帰を迎えており、その中からも出走を表明する馬が出てくるだろう。また同日のメイン、牝馬限定の準重賞ミラク特別には、珊瑚冠賞でマウンテンダイヤを負かしたブラックバカラが参戦。同馬の動向にも注目したいところである。

 

先週は3歳3冠レースの最終戦、第20回黒潮菊花賞が行われた。今年の高知優駿馬であり、グランダムジャパン3歳シーズンの準優勝馬であるディアマルコが出走。売り上げも好調となったが、レースも非常に盛り上がった。少し前に佐原騎手と話した時に「地元で走るなら、ハナに行く競馬になるんじゃないかな」との言葉通り、好スタートを決めたディアマルコがハナを主張。そのまま淡々と流れるのかと思いきや、永森騎手騎乗のナスノフラッシュがやや強引にハナを奪う。そこでスローペースに落とすのがリーディングをひた走る永森騎手の真骨頂だが、今度はそのスローを嫌って倉兼騎手のロイヤルジレンマが競りかけに行く。入れ替わりの激しい競馬になりディアマルコも難しいレースを強いられたが、終始、ディアマルコを好位で我慢させた佐原騎手の落ち着いた騎乗もあり、直線では捻じ伏せての勝利となった。2着がロイヤルジレンマ、3着がナスノフラッシュと、レースを動かした2頭が上位に入線。佐原騎手はもちろんだが、永森騎手、倉兼騎手も痺れるレースを見せてくれた。

 

ディアマルコは当初の予定通り、来月2日に園田競馬場で行われる西日本ダービーに出走を予定。黒潮菊花賞は見送ったが、高知優駿でディアマルコに続いたハルノフェスタも参戦を予定している。ハルノフェスタの鞍上は西川敏弘騎手。表彰式で佐原騎手がコメントしていたが、是非ともいいニュースを届けて欲しい。

 

それでは今回のレース展望に映りたい。今回は30日(日)のメイン、牝馬限定の準重賞ミラク特別。先述の通り、ブラックバカラが重賞ホースとして姿を見せる。

・ブラックバカラ…前走の珊瑚冠賞で重賞初制覇。マウンテンダイヤを競り潰し、5馬身差をつける圧勝を飾っている。この牝馬シリーズは過去に3勝している女帝。前回のヴェガ特別では3着と負けているだけに、ここは何としても勝ちたいところだろう。

・モントランブラン…前回のヴェガ特別ではブラックバカラに先着。その後も存在感あるレースができている。強気な競馬ができれば今回も魅力はある。

その他ではヤマニンミネルバ、ペイシャクィーンの目迫厩舎勢。ヤマニンミネルバは重賞初挑戦となった前走の珊瑚冠賞でブラックバカラの3着と善戦。ペイシャクィーンは休み明けを叩かれながら調子を上げている。バカラを脅かす存在と言えるだろう。

 

 

 

 

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