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【開催見解】第16回高知競馬(2/4~2/14 重賞:黒潮スプリンターズカップ)

2018年2月3日

 高知競馬は第16回開催がスタートする。今開催は4日(日)、6日(火)、7日(水)、11日(日)、12日(月)、14日(水)の6日間開催。4日(日)には黒船賞選考競走第2弾、第15回黒潮スプリンターズカップ、7日(水)にはレディスヴィクトリーラウンドが行われる。

 

 黒潮スプリンターズカップは、選考競走における唯一の地方交流競走。昨年は兵庫からインディウム、ランドクイーン等、名前のある馬が参戦したが、終わってみれば地元のカッサイが重賞初勝利を飾っている。さて今年はどうかだが、同じく兵庫から遠征のエイシンヴァラーの実績には一目置かざるをえない。JRA時代にはオープン勝ちがあり、笠松グランプリ2着、兵庫ゴールドトロフィー5着などは、地元勢にとっては脅威だろう。この馬の参戦表明で、登録のあったその他の兵庫勢はこぞって回避したとのこと。浦和から参戦の2頭はやや劣勢なような印象があるが、エイシンヴァラーにアッサリ勝たれても驚けない。何とか地元勢にも一矢、報いて欲しが。

 

 レディスヴィクトリーラウンドは高知から別府、下村両騎手、そして名古屋から宮下瞳騎手、木之前葵騎手が参戦する。昨年は高知が最終ラウンドであり、別府騎手が見事な逆転優勝を果たしたが、今年はどうか。鈴木麻優さんの現役引退は残念だが、女性ジョッキーの競演を楽しみたいと思う。 

 

 さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは当然、4日(日)のメイン第7レース「第15回黒潮スプリンターズカップ」(サラ系4歳以上 1300メートル)。黒船賞の切符を手にするのはどの馬か。

 

・エイシンヴァラー・・・前述の通り、まともならアッサリと勝ってもいいだけの実績の持ち主。陣営のコメントからも、自信が伝わってくる。最内枠に入っただけに、リズム良く運べるかどうかになるが、とにかく地元勢にとっては脅威だろう。

 

・セトノプロミス・・・近走の勝ちっぷりがとにかく秀逸。機動力、瞬発力に磨きがかかってきた印象を受ける。距離の長短も問わないタイプであり、今回も楽しみな一戦だ。

 

・ナンヨーマーク・・・転入初戦の前走を圧勝。抜けてからの脚は印象的だった。管理する雑賀先生も自信満々。新星登場なるか、期待は高まるばかりだ。

 

・新星候補としては、サクラインザスカイもそう。田中守厩舎の新たなサクラの大物になりえる素材だろう。根性あるカイロスなどを加え、地元もなかなかの布陣だけに、何とか意地を見せて欲しいと思っている。

 

 

中島競馬号

 

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