【開催見解】第17回高知競馬(2/18~28 重賞:だるま夕日賞)

2018年2月17日

 高知競馬は第17回開催がスタートする。今開催は18日(日)、20日(火)、21日(水)、25日(日)、27日(火)、28日(水)の6日間開催。25日(日)には黒船賞選考競走第3弾、マイル戦で争われる第5回だるま夕日賞が行われる。

 

 来月20日に行われる黒船賞の選考競走は今年も計3レース。既に大高坂賞を勝ったティアップリバティ、黒潮スプリンターズカップを勝ったセトノプロミスは権利を手中にしており、残りの一枚をかけた争いがだるま夕日賞だ。昨年はイッツガナハプンが勝った同レース。今年はどのような結末となるのか。

 

 出走メンバーの登録はまだだが、想定の段階ではフリビオン、イッツガナハプン、セトノプロミス、ナンヨーマークなどが有力格。なかでも、出走してくればフリビオンの存在感は断然だ。前走の佐賀記念では内へササり通しだったように、やや状態面で下降気味だった印象があったが、力通りの競馬ができれば珊瑚冠賞、高知県知事賞のような競馬が期待できる。本来、適性は中、長距離だろうが、出走してくるならやはり楽しみではある。早く、登録メンバーを知りたいところだが。

 

さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、12日(日)のメイン第11レース「アメジスト特別」(サラ系A-1選抜 1400メートル)。注目馬の参戦で盛り上がりそうだ。

 

・カイロス…前走の黒潮スプリンターズカップは5着敗退。スタートダッシュは一番だったが、浦和のエースヴィクトリアにハナを奪われた時点で万事休す。何とか掲示板は守ったが、得意の戦法に持ち込めなかった点が痛かった。今回は単騎先行が濃厚。行き切れれば強いだけに、何とか巻き返したい一戦だろう。

 

・ワイルドコットン…前走は2組で圧勝。前々走は同じ2組でも勝てなかったが、前走のメンバーでは力が違った。オープンでも勿論、力は通用の馬だ。

 

・キシュウマイウェイ…現在、4連勝中。差す競馬に転じて、さらに迫力が増してきた印象がある。カイロスやワイルドコットン相手にどこまで戦えるか。試金石には違いないが、今後を占う意味でも今回は重要な一戦になるだろう。

 

その他ではサトノキングリー、ハルノフェスタあたりか。重賞レースの狭間の開催であり、頭数は少ないが、見どころの多い一戦になりそうだ。

 

 

 

 

中島競馬号

 

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