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【開催見解】第18回高知競馬(3/4~14 重賞:御厨人窟賞)

2018年3月3日

 高知競馬は第18回開催がスタートする。今開催は4日(日)、5日(月)、6日(火)、11日(日)、13日(火)、14日(水)の6日間開催。11日(日)には第6回御厨人窟賞が行われる。例年、黒船賞後に行われてきたが、今年は一開催、手前に行われる。どの馬がエントリーしてくるのか興味深い。

 

 先週は黒船賞選考競走、第5回だるま夕日賞が行われた。高知競馬のオールスターに近いメンバー構成となったが、勝ったのはイッツガナハプン。暮れの高知県知事賞では気性の難しさが災いし、大差の殿り負けに終わったが、前走のA2組を圧勝して勢いに乗ると、このだるま夕日賞でも持ち前の豪快な末脚を駆使し、昨年に続く連覇を達成した。表彰式では「能力的には県外でも通用する」と、鞍上の赤岡修次騎手がコメントした通り、スケールの大きさでは他の追随を許さぬ馬だが、昨夏は輸送中に暴れてケガをするアクシデントに見舞われるなど、馬名の通り、これまでも色々と何かが起こる馬。今回の勝利でようやく重賞2勝目というのも少なすぎる印象があるが、無事ならまだまだ活躍できる馬であることは衆目の一致するところだろう。強いイッツガナハプン復活をアピールする一戦となった。

 

 残念だったのが6着と敗れたフリビオン。遠征明けに加え、距離不足の中での一戦だったが、デビュー以来、地元では初めての着外となってしまった。内へササる面が前走の佐賀記念から見られるなど、今後が心配になる負け方だったが、今回のイッツガナハプンが物語るように、名誉挽回のチャンスは訪れるはず。ファンの多い馬だけに、また強いフリビオンを見せて欲しいと思う。

 

 さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは4日(日)のメイン第11レース「アクアマリン特別」(サラ系A-1選抜 1600メートル)。重賞レースの狭間にしては、面白いメンバー構成になっている。

 

・サクラシャイニー…前走の準重賞、長浜特別で2着。勝ち馬ナンヨーマークは強かったが、それでも勝負所でスッと進出する姿は全盛期を思わせる動きだった。休養を入れずに使えるのは好調の証。強いシャイニーをと願っているファンは少なくないだろう。

・ワイルドコットン…現在、2連勝中。前走はキシュウマイウェイの連勝を止め、地力の高さを改めて証明した。斤量増にはなるが、力的には今回も有力な一頭だろう。

・ディアマルコ…地元に専念し、常に好勝負を演出。冬場でも特に調子が落ちることもなく、立派に戦えている。距離はマイル以上が合う馬。オープンでも魅力はある。

 

・その他での注目はハルノフェスタ、グレイスフルデイズあたり。特にハルノフェスタは前々走でディアマルコを負かし、前走のオープンでも3着と頑張っている。ディアマルコとは高知デビューの同期の間柄。2頭のライバル関係もなかなか面白い。

 

中島競馬号

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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