【開催見解】第3回高知競馬(5/26~6/10)

2018年5月25日

 高知競馬は第3回開催がスタートする。今開催は26日(土)、27日(日)、6月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)の6日間開催。今開催は重賞レースが組まれていないが、27日(日)には3歳馬による準重賞、山桃特別、3日(日)には古馬による準重賞、トーセンジョーダン賞が行われる。

 

 山桃特別は、今年から新設された一戦。いつ以来か記憶が定かではないほどだが、距離は1800m戦で行われる。6月14日に行われる黒潮ダービー第46回高知優駿が1900m戦。距離適性から隠れた穴馬を探る面白さには欠けてしまうが、より各馬の個性を知る意味ではファンや関係者にとり、意義のある一戦になるのではないか。今年はディアマルコやフリビオン世代に比べると、あまりレベルは高くないように感じるが、昨年から全国交流戦となった高知優駿でどのような戦いを見せてくれるか。山桃特別での各馬の走りに注目したい。

 

 その山桃特別、一連の準重賞、重賞を戦ってきたメンバーが集結している。黒潮皐月賞のヴァリヤンツリ、土佐春花賞のスターアイリス、仙台屋桜特別のレマンコは、今回も人気を集めるはず。復活が期待されるネオプリンセス、勢いあるナンヨーブルジョン等もスタンバイしている。珍しい1800mで争われる3歳馬によるレース、お楽しみに!

 

 さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、26日(土)のメイン第11レース「若葉特別」(サラ系C2-1選抜 1400メートル)。山桃特別を取り上げてもいいが、こちらもなかなかの好メンバー。C2クラスでは物足りなさを感じる器が揃っている。ここを勝つなら、昇級しても即、通用といったレベルだ。

 

 ・ジャジャンケン・・・高知転入後は3戦3勝。レースぶりは少々、荒っぽいが、選抜戦でも十分、勝負になる力を感じさせる。極端に揉まれなければ引き続き期待できる。

 ・カノヤカンザクラ・・・前走で連勝は5で止まったが、馬体、血統的にもマイル戦からの距離短縮は間違いなくプラスと言える。まだまだ上が望める逸材だけに、巻き返しは必至だ。

 ・マコトルーメン・・・前走はカノヤカンザクラの連勝を止めての勝利。スタートで遅れ、最後方からになったが、そこからの脚はさすがだった。追い比べなら今回も楽しみ。

 ・コパノチャールズ・・・転入前の勝利と合わせ、現在3連勝中。センスのいい走りで存在感を示している。今回は一気に相手が強くなるが、底を見せていない点は何とも魅力だ。

 ・大体、4頭の競馬になりそうだが、大崩れのないラマレ、差し脚好調のロコモーションあたりも押さえておく必要があるだろう。

 

 

中島競馬号

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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