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【開催見解】第8回高知競馬(9/16~30 重賞:珊瑚冠賞)

2018年9月15日

高知競馬は第8回開催がスタートする。今開催は16日(日)、17日(月)、23日(日)、24日(月)、29日(土)、30日(日)の6日間開催。17日(月)には第30回珊瑚冠賞が行われる。秋競馬の開幕を告げる恒例の中距離重賞だ。

 

昨年の珊瑚冠賞は3歳馬フリビオンの圧勝。既に同世代相手では抜けた実績を残していたが、古馬相手でも別格の強さを示した。管理する中西達也調教師にとっては、この珊瑚冠賞が初出走、初勝利、初重賞制覇。大きな話題となった。今年の2月以来、休養に入っているが、近日、馬場入りを開始していよいよ始動モード。その雄姿に会える日は遠くないものと思われる。今後の動向に注目したい。

 

 前開催は重賞こそなかったが、3歳馬限定の準重賞、栴檀特別、魚梁瀬杉特別が行われた。勝ったのはともにネオプリンセス。両レースともにスピードで他馬を圧倒した。不良馬場とはいえ、魚梁瀬杉特別でマークした1300m戦、1分21秒8は非常に優秀。同日に行われたAB混合戦の勝ち時計を1秒以上、上回っていた。距離延長等、まだまだ課題はありそうだが、マイル以上で行われる秋の重賞戦線に向かうかどうかと言ったローテーション面も含め、注目の存在であることには違いない。

 

それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、17日(月)のメイン第7レース、「第30回珊瑚冠賞」(サラ系3歳以上 1900メートル)だ。今年の出走馬は9頭。差し馬ばかりが揃った印象があり、どの馬が逃げてどのようなペース、展開になるのか非常に興味深い組み合わせになっている。ちょっとした波乱があるかもしれない。

 

・イッツガナハプン…夏場は無理使いをせず、前走の川崎スパーキングサマーカップ1戦のみ。フレッシュな状態での出走となる。ここまで重賞3勝の実力馬。思わぬ凡走もある馬だが、力さえ出せれば勝利に最短の存在だろう。

 

・キープインタッチ…建依別賞の3着で高知での連勝は4で止まったが、終いの伸びは迫力満点。距離が延びる秋になれば…との印象を残した。その思いは陣営も同じのはず。真価発揮の季節が来たと言えるだろう。

 

・チャオ…前走はA3組を勝利。スローペースに苦しみ、快勝とは言えなかったが、力の違いを示す勝利ではあった。ここまで重賞では善戦止まりだが、このレースに向けての調整は順調のよう。一歩、前進のシーンもあろう。

 

・その他ではエイシンファイヤー、ワイルドコットンの松木厩舎勢あたり。勢いなら前者だが、後者の地力も侮れない。好レースを望みたいと思う。

 

 

中島競馬号

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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