【開催見解】第9回高知競馬 (10/13~28 重賞:黒潮菊花賞)

2018年10月12日

 高知競馬は第9回開催がスタートする。今開催は13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)の6日間開催。14日(日)には第22回黒潮菊花賞、準重賞だが、21日(日)にはアンライバルド賞、27日(土)にはミラク特別が行われる。随分と涼しくなってきた高知県。いよいよ秋競馬本番といった感じだ。

 

今年の3歳世代は、とにかく混戦模様。3歳3冠レースの最終戦、黒潮菊花賞を迎えてもなお、絶対視できる存在が見当たらない。おそらくヴァリヤンツリ、ネオプリンセスあたりが人気に推されそうだが、それぞれに課題があるのも確か。思わぬ伏兵の台頭もありえるのではないか。

アンライバルド賞は古馬による一戦であり、1400mで行われる。先日の東京盃でも善戦していたサクラレグナムが出走なら一強ムードになりそうだが、登録メンバーを見渡すと、こちらも混戦になりそうな印象。どのような布陣になるかは分からないが、モンドクラッセ、エナジータウン、ミッキーヘネシー、コスタアレグレの4頭の登録がある別府厩舎勢の動向には特に注意が必要だろう。

ミラク特別は、お馴染みとなった牝馬限定の準重賞。距離は1400mで行われる。昨年同様、JBC参戦が濃厚なのだろうが、ディアマルコが出走すれば盛り上がるだろう。先日のレディスプレリュードの結果を受け、2018年のグランダムジャパン古馬シーズンを制覇。全国各地で見事な活躍を見せてくれた。凱旋レースを待ちたいと思う。

 

それでは注目のレースをご紹介。今回の注目レースは、14日(日)のメイン第7レース「第22回黒潮菊花賞」(サラ系3歳 1900メートル)だ。先述のように、混戦、波乱の予感。好レースを期待したい。

 

・ネオプリンセス…3歳重賞ではここまで散々な結果に終わっているが、元々は2歳時、金の鞍賞を勝った素質馬。夏場の準重賞、栴檀特別、魚梁瀬杉特別では圧倒的な強さを見せ、復調ムードが充満している。赤岡騎手とのコンビではここまで5戦5勝。距離さえ克服できれば勝利に最短の存在と言えるだろう。

 

・ヴァリヤンツリ…春は黒潮皐月賞を制覇。夏場の準重賞ではネオプリンセスに連敗中だが、この世代を牽引してきた一頭だ。以前ほどのデキにはないようだが、距離が延びる点はマイナスにはならないはず。やはり上位争いには欠かせまい。

 

・その他ではスターアイリス、アウトスタンディン、サンダベンポートといった常連組の名前が挙がるが、マイネルセボン、コウエイスーシェフ、ウイントラゲット等、未知の魅力がある面々もいる。どのような結果になるか、注目して欲しい。

 

 

 

中島競馬号

 

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