【開催見解】第14回高知競馬 (1/13~23 重賞:大高坂賞)

2019年1月12日

 高知競馬は第14回開催がスタートする。今開催は13日(日)、14日(月)、16日 (水)、20日 (日)、22日 (火)、23日 (水)の6日間開催。14日(月)には黒船賞選考競走の第8回大高坂賞、22日 (火)には第33回新人王争覇戦競走が行われる。年末年始の競馬が終了しても、注目のレースが目白押しだ。

 

 大高坂賞は黒船賞の選考競走の第1弾としてすっかり定着したお馴染みの一戦。今年でまだ8回目と歴史は浅いが、現在は4年連続で赤岡騎手が制している。その内の3年がサクラシャイニーとのコンビ。そして昨年は、暮れの高知県知事賞を勝ったティアップリバティを初重賞制覇へ導いている。後述するが、今年はサクラレグナムとのコンビ。やはり大高坂賞は赤岡騎手が主役となるべくレースなのだろう。

 

 大高坂賞が終わると、次は来月上旬の黒潮スプリンターズカップ、そして下旬のだるま夕日賞へと続いて行く。昨今は選考競走で権利を得ても、本番へ駒を進めないケースが多いが、昨年は園田のエイシンヴァラーが大仕事。地方所属馬にも十分にチャンスがあることを証明している。険しい道に違いはないが、地元馬の優勝を夢見て選考競走を見守りたい。

 

 全日本新人王争覇戦競走は、既に参加騎手が発表されている。今年も2戦のポイント制で新人王が決定。出走予定馬の発表はまだ先だが、毎年、フレッシュな戦いに感動が生まれる。ヤングジョッキーズシリーズとはまた違った醍醐味を味わって頂きたい。

 

 さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、14日(月)のメイン第7レース「第8回大高坂賞」(サラ系4歳以上 1400メートル)。全国レベルで活躍する馬の出走で盛り上がりそうだ。

 

 ・サクラレグナム…地元では2戦のみだが、いずれも派手な勝ちっぷり。単純に能力が違いすぎる印象がある。出走馬が8頭に落ち着いた要因のひとつには、同馬の出走もあるはず。やはり好勝負は間違いなかろう。

 

 ・コスタアレグレ…高知では重賞を2勝。前々走ではマイル戦も克服しており、存在感を増している。おそらくサクラレグナムを後方に置いてのレース。楽しみな対戦だ。

 

 ・ミサイルマン…前走の高知県知事賞は3着。前々走の後方一気から一転、好位からの競馬を見せた。この馬も元々は実績馬。サクラレグナム、コスタアレグレに次ぐ存在だ。

 

 ・その他ではエイシンファイヤー、バーントシェンナあたりか。特にエイシンファイヤーは夏場、重賞でも好走していた馬。少しでも良化があれば軽視できまい。

 

 

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