【開催見解】第16回高知競馬 (2/10~20)

2019年2月9日

 

高知競馬は第16回開催がスタートする。今開催は10日(日)、11日(月)、13日(水)、17(日)、19日(火)、20日(水)の6日間開催。重賞競走こそないが、10日(日)には土佐水木特別、11日(月)には長浜特別と、連日にわたり準重賞が組まれている。

 

 土佐水木特別は、明け3歳馬が対象。今年から新設された一戦であり、距離はマイル戦で争われる。今年の3歳世代は、黒潮ジュニアチャンピオンシップ、金の鞍賞を勝っているアルネゴーの1強ムード。前走は初の古馬相手となったが、難なく差し切り勝ちを演じている。主戦の倉兼騎手が騎乗停止となったのは痛いが、それでも主役視が妥当だろう。

 

一方の長浜特別は昨年、新設された古馬が対象の準重賞。距離は1400m戦で争われる。黒船賞選考競走の狭間だが、コスタアレグレを中心に好メンバーが揃っている。前走の大高坂賞ではサクラレグナムに完敗を喫しただけに、ここは巻き返しに期待が高まる。

 

そのサクラレグナムは先週、第16回黒潮スプリンターズカップを快勝。グレード勝ち馬であるエイシンバランサーがテンを奪い、序盤はかなりのハイペースとなったが、好位から楽々と抜け出し、重賞3勝目をマークした。これで黒船賞2枚目の出走権を手にしたことになるが、本番まで是非、無事にと願うばかり。個人的には淡い期待を抱いている。

 

売上は依然、好調の高知競馬だが、この時期は過密日程。さすがに少頭数立ての全11レース制の日が増えてきたが、それでもひとつ何かが狂えば高配当となることもしばしばある。是非とも馬券を購入し、応援していだだきたいと思う。

 

さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、10日(日)の第7レース「土佐水木特別別」(サラ系3歳 1600メートル)だ。

 

・アルネゴー…先述の通り、この世代では一歩抜けた存在。今回は代役で永森騎手とコンビを組む。圧倒的な人気になりそうだが、どのような競馬を見せるか興味は尽きない。

 

・ヒゲクレイジー…金の鞍賞ではアルネゴーと半馬身差の2着。気性的な難しさはあるが、能力は間違いなく高い。逆転があるならこの馬だろう。

 

・サンデーヒロ…転入時はそれほど評価の高い馬ではなかったと思われるが、グングン頭角を現している。上位2頭は強いが、逃げてみても面白い気がする。

 

・その他ではボルドーアストル、コスモアニモーソあたりか。コスモアニモーソは今回が中央からの転入初戦。戦績的には魅力があるだけに、レースぶりに注目したい。

 

 

 

中島競馬号

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞