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【開催見解】第19回高知競馬(3/27~31  重賞:御厨人窟賞)

2019年3月26日

高知競馬は第19回開催がスタートする。今開催は27日(水)、28日(木)、31日 (日)の3日間開催。31 日(日)には第7回御厨人窟賞が行われる。確定は日曜日だが、先日、黒船賞で5着と善戦したサクラレグナムも出走を予定している。2018年度最後の重賞級走、是非、いいレースで盛り上がりたい。

 

 21日に行われたその黒船賞、今年はJRA勢が3着までを独占した。序盤からの先行争いがひとつの焦点だったと思うが、サイタスリーレッドが逃げて2番手の外にサクセスエナジー。時計の出る馬場状態であり、数字的には決して遅くはなかったが、2頭で折り合いをつけられた時点で地方勢には厳しい展開になった印象があった。それでも地元高知サクラレグナム、兵庫エイシンバランサーが掲示板を確保。1400mを1分27秒台で走っての結果であり、素直に上位を褒めるしかない。勝ったサクセスエナジーはコースレコードにコンマ6差に迫る1分26秒6で走破。中団から直線強襲した2着ヤマニンアンプリメ、さらにその後方から3着まで押し上げたキングズガードも流石の走りを見せてくれた。

 

 黒船賞当日の21日には、もうひとつ注目すべき点があった。西川敏弘騎手の地方競馬通算3000勝達成である。前日20日に1勝を積み重ね2999勝。王手をかけて挑んだ一日だったが、2着4回に終わり、次回に持ち越しとなった。今年は腰や膝痛に悩まされ、騎乗できない時期もあったが、何と言っても西川騎手は高知競馬の象徴と言っても過言ではない存在。一鞍でも早い偉業達成を心待ちにしたい。

 

 17日に行われた3歳重賞、土佐春花賞はナンヨーオボロヅキの圧勝。JRAから転入後、3連勝で重賞制覇を決めた。自ら主導権を握り、上がり最速では他馬はお手上げ。新たなスターが誕生した土佐春花賞となった。2歳王者アルネゴーは5着。戦前から距離不足の心配はあったが、それでも動かなすぎた印象が残った。今後、距離が延びて巻き返してくるのかどうか、真価の問われる戦いが続くことになりそうだ。

 

さて、それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは、31日(日)の「第7回御厨人窟賞」(サラ系4歳以上 1400メートル)だ。先述の通り、確定はまだだけに、登録馬の紹介としたい。

・サクラレグナム‥黒船賞は5着。JRA勢の壁に阻まれたが、立派に戦っての結果。悲観材料はなかろう。目に見える疲労がないからこその出走。貫禄勝ちが期待される。

・コスタアレグレ‥前走はマイル戦で、序盤からのハイペースが影響した形。粘りを欠いたが、仕方のない面があった。距離短縮なら簡単には止まるまい。

・その他ではナムラヒューマン、モンドクラッセ、ポンデザムールあたり。サクラレグナムの出走でアテが狂った陣営が多そうだが、一泡吹かす気概で挑んで欲しいと思う。

 

 

 

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