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【開催見解】第2回名古屋競馬(4/21~24)

2015年4月20日

金シャチけいばNAGOYAは【東海クイーンカップシリーズ】と銘打って、4月21日~24日の計4日間で開催されます。ここでは各日のメインレースの展望をお伝えします。

初日はシリーズメインの【東海クイーンカップ】1600m
 グランダム・ジャパンの3歳シーズンに組み込まれており、先月に浦和で行われた桜花賞2着から巻き返しを狙うのがトーコーヴィーナス。前走で関東までの輸送を克服したのは大きいですし、名古屋は2度目。スケールの大きさからしても、圧勝した梅桜賞の再現が十分にありそうです。迎え撃つ地元勢では若草賞勝ちのジュエルクイーンが最有力で、前走が重め残りだったことからすると、体調面の上積みは想像以上かもしれません。大駆けを期待したいのはメモリードルマン。前走は先着2頭から離された3着でしたが、あらためて底力が確かなことを示しました。ここにきて動きが素軽くなっているので、うまく流れに乗れれば見せ場以上もありそうです。

2日目のメインはA-3a組の【名古屋CCジュピター賞】1400m
 交流戦では中央馬にやられっぱなしの印象が強い地元馬ですが、前開催の3歳交流戦では地元所属のコスモブレイクスルが勝利しました。このいい流れを持続させたいところです。そんな期待を一身に背負うのがトーホウチェイサー。ひと息入っていた前走は惜敗しましたが、臨戦過程に不安を残していたのも事実で、陣営としても想定の範囲内だった様子。中央在籍時はオープン格だったわけで、この条件は恵まれたともいえるでしょう。中央馬では岩田騎手を鞍上に配してきたレディカリビアンが筆頭で、500万級での実績と4歳という若さを考えると、逆転も一考しておきたいところです。間隔があいたアキノフレンチも実績では互角以上で、仕上がり次第では上位争いになりそう。個人的には以前に名古屋に在籍したことがあるコスモセキトバにも注目したいです。

3日目のメインはA-1組の【ダイヤモンドオープン】1600m
 梅見月杯でサイモンロードの後塵を拝したノゾミダイヤが出走。それまでの勢いがそがれた格好ですが、出るからには良化途上でも無様な競馬はしてほしくありません。ただ、中間の気配はピーク時には及ばない印象。他馬が付け入る隙はありそうです。その候補としては同じ錦見厩舎のノゾミカイソクを挙げます。東海桜花賞は無欲の追い込みが功を奏した面もありましたが、もともとあれくらいは走れておかしくない馬。夏場に体調を崩しがちなので、今こそが稼働動期ともいえます。他にも実績のあるメモリージルバ、輝きを取り戻しつつあるブライトシンプーあたりも上位をうかがえそうです。
4日目のメインはA-2組の【吉野桜特別】1900m
 いい意味でも悪い意味でも相手なりのところがあるリバルドホープ。それに加えて課題のスタートダッシュも改善しているとはいえませんが、ここに入ると決め手上位なのは明らか。前開催より時計がかかる馬場状態が理想ですが、反撃を期待せずにはいられません。ロードパルジファルも見直したい一頭で、一連の成績から2組なら大きく変わってきそうです。評価に迷うのがゴールドピューマ。交流戦の前走は3着と健闘しましたが、なぜか1900mの相性はひと息。距離に壁があるとは思えないだけに、今回は正念場の一戦でしょう。展開的に注意したいのがラヴィドール。東海桜花賞は惨敗でしたが、不本意な流れのもので度外視すべき。すんなり先手が取れれば一変があっても驚けません。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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