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【開催見解】第5回名古屋競馬(5/23~26)

2017年5月22日

名古屋競馬は「合歓の木シリーズ」と銘打って、5月23日~26日の計4日間で開催されます。ここでは各日のメインレースの展望をお伝えします。
 
初日のメインはB-1組の「ふたご座特別」 1,600m
 連続開催の二次戦で、賞金順による編成となります。中心はカフジイーグル。一次戦のこの鞍では、厳しい展開で2着に粘り込んでおり、3着とは4馬身差。今度は恐らくマイペースに持ち込めそうで、セーフティーリードと言えます。次位は流れが微妙でもスズカレビン。1ハロンの距離延長はプラスに作用するはずで、出遅れを最小限に抑えることができれば、際どく迫る場面があってもいいでしょう。前走だけで見限れないリップルトウショウ、気楽な立場のアベックモアやキタノキャンパスも連対なら資格が十分ありそうです。
 
2日目のメインはA-3a組・中央500万級の「名古屋CCネプチューン賞」 1,400m
 地元勢で太刀打ちできそうなのはエーシンマックスくらいで、この馬とて転入初戦を勝つには勝ったものの、距離は長い方がよさそう。ただ、中央勢は先行したい馬が多く、展開が向くかもしれないという点が救いでしょうか。中心にお勧めするのはネフェルティティ。初めて地方の交流戦へ矛先を向けた前走は差のある3着でしたが、勝ち馬が次走でマルトクスパート(昨年の東海桜花賞馬)と接戦を演じたことからすると、相手が悪かったように思えます。3走前の一気のマクりは見せ場たっぷりで、あのような戦法がむしろ合っている印象さえあります。この馬と同様に高知での交流戦を0秒1差3着にまとめたのがウインフェルベール。しかし評価には迷うところです。どうも気分屋な面があり、特に当日の気配は注視すべき。むしろ休み明けで人気を下げるようであれば、スピードのあるジークイーンやブンブンブラウに妙味を感じます。
 
3日目のメインはA-2組の「ウツギ特別」 1,400m
 2着が続くブランニューですが、ここは近走の勝ち馬ほどの強敵が不在。そろそろ何とかなりそうです。これといった逃げ馬が見当たらないのが特徴で、思い切った積極策に出る馬に穴的な要素がありそう。その候補として挙げたいのがエーシンフルハウス。近走がさっぱりでも、すんなり先行がかなえば大変身があってもいいはず。実績上位のドナルトソンやピースフルリバティが精彩を欠いているだけに、無難な狙いとなればアカデミックドレスやサザンキングあたりでしょう。
 
4日目はシリーズメインのA-1組「合歓の木オープン」 1,900m
 連続開催ということで回避馬が続出する模様で、少頭数になりそうなのが残念です。中心は早い段階でここへの格上挑戦を決めていたマヤノオントロジー。初戦は中央時の実績に違わぬワンサイド勝ちで、あの内容ならオープンでも好勝負必至でしょう。アップアンカーに往時の迫力が戻っていないので、相手もヴェリテとオンワードハドソンに絞れます。これらとの3頭ボックスで高め待ちという作戦は悪くないと思いますが、組み合わせ次第では取って損のケースがあるので、やはりある程度は絞って勝負したいところです。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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