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【開催見解】第17回名古屋競馬(10/30~11/2)

2017年10月29日

名古屋競馬は「トパーズシリーズ」と銘打って、10月30日~11月2日の計4日間で開催されます。なお今週は初日が月曜日に繰り上がっていますのでご注意下さい。ここではメインレースの展望をお伝えします。

10月30日(月)・初日のメインはB-1組「しずおか菊花特別」(1400m)。連続開催の二次戦となる今回、A級とB級は賞金順の編成。一次戦の勝ち馬マスターリデルがA級へ昇格して不在となり、出走馬の大半がそのままここへスライドした形になります。接戦に持ち込んだディーズボーラー、ゴールドサミットは引き続き有力でしょう。しかし中心には別路線組のプレジデントスワンがお勧め。一般格付けされてからも好走を続け、2走前には生涯初の逃げ切り勝ちを決めました。以前の末脚偏重な戦法から脱却して脚質の幅が広がった印象です。前述の2頭に加えて、できれば先手が欲しいメイショウウララカがハナにこだわるようなら、この馬の持ち味である決め手が生きる流れになるのは必至。先行争いが激しくなればボールドハートなどの差しタイプにも出番が回り、ちょっとした波乱も十分にあり得ます。

10月31日(火)・2日目のメインはA-3a組「サフラン特別」(1400m)。8頭と比較的落ち着いた頭数になりましたが、バラエティーに富んだメンバー構成と言えます。中心には一次戦の2組で僅差の3着に食い込んだコウエイサムライを推します。僚馬同士で先団を形成して、直線手前であいたインをすくうという展開利がありましたが、時計は優秀なもの。馬体に少し余裕があったので、連闘はプラスに作用しそうなのも買い材料です。同等以上の力を持つのがメモリーサクセスで、お手馬が重なった友森騎手はこちらを選択しただけに、彼の選択に素直に乗ってみるのもいいと思います。ほかにも滅多に崩れないテイエムタービン、攻め馬通りならもっとやれていいアネラノヘア、8月まで11連勝を果たしたマヤブリリアントなどは、伏兵以上の存在と言えるかもしれません。

11月1日(水)・3日目のメインはA-2組「ギンネム特別」(1400m)。出走を回避する馬が続出して6頭立てとなってしまいましたが、このメンバーではリョーシンヒナタが最有力でしょう。前走は僚馬ウォーターディルが前にいて多少の遠慮があったはずで、ここは2着続きに終止符を打つ絶好機と思えます。塚田勢に水をあけられたヒロノカマオレですが、この頭数、この顔ぶれならもっと積極的な攻めが見られるでしょう。状態上向き、二次戦一本で臨むアカデミックドレスが不気味さを醸し出しています。

11月2日(木)・4日目はシリーズメインのA-1組「トパーズオープン」(1600m)。ここも頭数が少なくなりそうなのは残念ですが、馬券は一筋縄ではいかないかも。中心には連勝を果たしたヴェリテをお勧めします。体重増はいい傾向で、理想はハナでも、最近は好位からの競馬でも安定感が増した印象。参戦予定のライスエイトが先手に固執しても柔軟に対応できるでしょう。巻き返しに躍起なのがコスモナーダムで、二次戦に照準を絞って及第点の仕上がりを見せています。安定勢力のオンワードハドソン、叩き3走目となるゴールドブラザーも圏内で、いかにロスを抑えた立ち回りができるかが勝負の分かれ目になりそうです。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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