【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第18回名古屋競馬(11/13~17 重賞:東海菊花賞)

2017年11月12日

第18回名古屋競馬は11月13、15・16・17日の4日間「東海菊花賞シリーズ」が行われる。

11月13日(月)・1日目のメインはB-1組「さそり座特別」。
 全馬、前走勝ちとあって見ごたえのある一戦になった。中でも注目はセルリアンコスモ。中央500万交流勝ちの実績はダテではなく、前走内容は圧巻の一言。上がり38秒5は優秀で、距離延長も問題なさそうだ。続くのはアムロタイプとオーゴンワンダーの井手上厩舎の2騎。前者は逃げられれば特別でも遜色ない走りができそうだし、後者は距離延長は歓迎のクチ。これらが前を固めればワンツーもあるか。穴は追い切りが前走の以上の感触だったトータルビクトリー。

11月15日(水)・2日目のメインはA-3組「ポインセチア特別」。
 近走内容から一歩リードはコウエイサムライ。気温低下で活気が戻り、攻め馬の動きも良化傾向。距離も1600mくらいがよさそうで、勝機は十分にありそうだ。これに対抗するのはアスターオーシャン。こちらも夏負けから立ち直ってレース、攻め馬ともに良化が顕著。決め脚勝負になっても決して力負けしない。逆転馬券に妙味を求めても。割って入るならマヤブリリアント、シャイニングアロー、ジョーラプターあたりだが、展開に融通が利かない面もある。自身の型にハメられるかどうかが条件になってきそうだ。

11月16日(木)・3日目のメインは1900mの全国交流重賞「東海菊花賞」。
 中心は地方競馬の雄・カキゲキキトキトで異論はないだろう。距離不足と思えた前走が実に鮮やかな勝ちっぷりで、1900mに延びる今回は負けられない立場。中間も順調な過程をたどり、鞍上の大畑騎手も自信満々といった様子だった。相手は遠征馬のオウマタイム、エーシンクリアーが有力視されるが、狙ってみたいのは東海地区の3歳三冠を制したドリームズライン。時計勝負になってどうかという面は残すが、伸び盛りの3歳という若さは魅力。キトキトと好勝負できるようなら来年が楽しみになってくるというものだ。

11月17日(金)・4日目のメインはA-2組「さざんか特別」。
 当地9戦負けなしのアセイラントが出走する。3カ月半ぶりで本調子とはいかないだろうが、ここに向けて乗り込みは入念。追い切り本数もこなして態勢は整っている。10連勝に期待したい。ただ、中央時代を含めて勝ち星の全てが逃げ切り勝ちと展開面での不安がある。テンのスピードなら負けないウォーターディルとメモリーミラクルの存在は厄介だろう。これらがやりあえば展開は差し馬ということになる。ヒロノカマオレの突っ込みが怖くなってきた。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞