【開催見解】第5回名古屋競馬(5/22~25)

2018年5月21日

第5回名古屋競馬は5月22~25日の4日間「合歓の木シリーズ」が行われる。

5月22日(火)1日目のメインはB-1組「ふたご座特別」(1400m)
 前回の1組とほぼ同じ顔ぶれ。それなら前走最先着のエスタシオンに期待するのは当然だろう。この日程でも中間の掛かりは目立っていたし、距離短縮でも問題ないタイプだ。相手は成績面からスズカウインク、クリアザコーストが有力視されるが、暑くなって状態面が下降線かも。笠松から参戦するカティサンダ、先行有利の馬場を味方にできそうなワンダフルキッスも五分の評価としたい。

5月23日(水)2日目のメインはA-3b組「スイカズラ特別」(1600m)
 叩いた実力馬アイオシルケンの変わり身に期待したいが、中間の様子に変わりはないし、陣営からも強気な声は聞けなかった。それなら展開不問で距離据え置きがいいゴールドトランプに期待しよう。安定した状態も後押し。これに対するのは、すんなりがかなえばオーゴンワンダーとマスターリデル。仕上げ次第でアスターオーシャン、キングシャーロックも圏内へ。

5月24日(木)3日目のメインはA-3a組「ウツギ特別」(1400m)
 出走する全ての馬にチャンスがありそうな顔ぶれ。中でも注目したいのは、ここを目標に仕上げてきたサンタンパ。追い切りの動きがよく、前が競りそうな展開も魅力的。多少、距離不足の印象も、そのぶん人気を落とせば好配当にありつけるかも。メモリートニック、テイエムアニマンテの行き切ったほうには要注意だが、相手としてなら安定駆けが光るインストアイベントだろう。

5月25日(金)4日目のメインはA-2組「合歓の木特別」(1800m)
 連続開催の最上位クラス。寂しい頭数になりそうだが、顔ぶれ的にはなかなかである。中心はここを目標に乗り込んできたポルタディソーニで異論はないだろう。距離延長は全く問題なく、見下して戦える面々なら結果を求めたい。ただ、この1800mを待っていたアスタークライには注意が必要か。以下では堅実無比リョーシンヒナタ、復調明らかなオンワードハドソン。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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