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【開催見解】第2回名古屋競馬(4/16~19 重賞:東海クイーンカップ)

2019年4月15日

 今週の名古屋けいばは4月16日(火)~19日(金)の4日間、「東海クイーンカップシリーズ」が行われる。ここでは各日のメインレースについて解説したい。

 

 16日(火)はグランダム・ジャパン3歳シーズンの第4戦で、シリーズメインでもある「第25回東海クイーンカップ」(1800m)。デビュー以来9戦全勝のエムエスクイーンが直前で回避。その他にも印が付きそうな馬が数頭出走を見合わせて、先月28日に行われたグランダム・ジャパン第2戦、若草賞の再戦ムード。同レースを7馬身差で圧倒したゴールドリングの優位は動かし難い。2月のスプリングカップ(1800m)でこれと4馬身差で続いた兵庫・リリコが相手一頭のレースで、わずかに逆転へ望みをつなぐ。もう1つの焦点は3番手争い。距離経験を重視すれば佐賀・スウォードクイーンだが、長距離輸送を克服すればの条件が付く。これとの比較なら、新緑賞で5着に健闘したベアーレや距離延長は歓迎のドミノパスも互角にやれていい。

 

 17日(水)はC-13組の「音羽川特別」(1600m)。前走でC級下位を勝った馬が集められたレースとあって、その多くが逃げ切り勝ちで駒を進めてきた。中でも注目は転入初戦の800mで2秒1差で大勝したスピードスター・セルリアンユウガだが、息遣いに難点のある馬で1600mに一抹の不安。これとの比較なら、同じく転入初戦を5馬身差で飾ったイサミアシの方が無難かも。中央では芝ながら2000mで4着、前戦地の道営では1700mで5着がある。他では、キャリア1戦、しかも1年1カ月ぶりの転入初戦で先行争いをしのぎハナ差で勝利をモノにしたマヤノハイヌーンに注目したい。

 

 18日(木)は中央500万と地元A-3a組の交流戦「名古屋CCジュピター賞」(1400m)。中央馬では唯一中央場所で勝ち鞍があるユノディエールが一歩リード。芝2000mでの勝ち上がりだが、野路菊Sで3着があるし、ダートに転じてからも4走前に500万の1700mで2着がある。小回り1400mに戸惑わなければ勝ち負けが見込めそうだ。これに続くのは兵庫(3233)での復帰後に500万の1200mで3着があるメイショウハチク。迎え撃つ地元勢も1月にガーネットオープンを勝ったナインオクロック、昨春に園田FCスプリント勝ちがあって前開催のA-2特別で当地初Vを挙げたエイシンテキサスとなかなかの粒ぞろい。互角以上の戦いが期待できそうだ。

 

 19日(金)はA-2組の「吉野桜特別」(1600m)。前開催はフルゲートで12頭で120万馬券の大波乱とった鞍だが、回避馬が続出して少頭数となりそう。このレースで注目するのはオトコギ。前回の昇竜戦では3日目のメインに回ったナインオクロックと熾烈な先行争いを繰り広げて共倒れに終わったが、あれが伏線となってすんなり行かせてもらえれば、あっさり押し切っていい実力馬だろう。前走のアクアマリンオープンで差す競馬にメドがついたサムライドライブ、1ハロン短い印象でも今季は末脚好調なブランニューも型にハマれば逆転の目があっていい。いずれにしても一筋縄では収まりそうにない。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

 

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