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【開催見解】第9回名古屋競馬(7/23~26)

2019年7月22日

 第9回名古屋競馬は7月23日(火)~26日(金)までの4日間、「ルビーシリーズ」が行われます。前開催は道悪だった日が多く、逃げ馬やラチ沿いを通った馬たちの活躍が目立ちました。開催中に梅雨が明けそうですが、今開催も天気や馬場により気を配ることが馬券的中への近道かもしれません。
 
 初日のメインは、B-1組の「アンドロメダ座特別」(1600m)です。今開催も賞金順のクラス編成がなされており、前走を勝っているのはエルミニョンヌとシシャモムスメの2頭。勢いという点では後者ですが、ハナを切った場合と切れなかった場合で走りが大きく変わってきます。好気配クールレオやイヴレアとの先手争いを制することが勝利への鍵になりそうです。馬体が回復して走りが良くなったベルリラは逆に先行争いが激しくなればシメシメ。手堅いニュークラウンや一発屋プラチナクインも圏内でしょう。
 
 2日目は、まず10RにJRA3歳未勝利条件との交流戦「名古屋CCラズベりー賞」(1400m)。この時期ともなると、中央馬たちも生き残りをかけて必死。そんな中、「勝ちに来た」と言ってもいいのがトーセンアミ。中央では(4)(3)(2)(2)(2)(2)(5)着という限りなく1勝馬に近いレベル。当然ここも一本被りの人気に。騎乗依頼を受けた大畑騎手も「負けてはいけない馬と聞いています」と力コブ。強敵はヘヴンリーウインド。中央では芝オンリーで今回が初ダートになりますが、こちらも戦績はなかなか。兄には当地にも在籍してダートも走ったティアモブリーオがいるので、ある程度はこなすと見ています。地元はオーレア。連勝は3で止まりましたが、1400mへの短縮は歓迎でしょう。
 メインの11RはA-3組の「ハイビスカス特別」(1600m)。前走は2組でも際どく粘ったウォーターレラ。1400m→1600mは折り合い面で歓迎はできませんが、先手さえ取ってしまえば。相手なりが持ち味のルビーロマン、昇級戦になりますが硬さも取れて体調が上向きのシンゼンムサシ、しまいはしっかりした脚を使ってくるアサケハーツあたりが上位を形成しそうです。
 
 3日目はA-2組の「くすのき特別」(1600m)。格という点ではオープン勝ちもあるミラクルシップ。まだ本調子には戻っていませんが、前開催を休んでここに備えた点には好感が持てます。中央から再転入後は順当に連勝中のトーホウリーガルは一気の相手強化で試金石の一戦となりそう。依然として好調なセイウンシナツ、復活成ったペイシャブルーも有力になりそうです。前走・昇竜戦勝ちのヴェゼールは「こちらがビックリ」(今井騎手)とのこと。体調は芳しくないので、人気なら…というのも馬券作戦かもしれません。
 
 4日目はA-1組の「ルビーオープン」(1600m)。登録馬の中から名港盃勝ちのポルタディソーニ、笠松・サマーカップ2着のスムーズジャズは回避しましたが、名港盃で3着と健闘したオールージュ、金沢遠征帰りのメモリートニックは出走予定。使ってくるということは前走のダメージもないという判断でいいのではないでしょうか。オープン入り後は1、3着のビターレも有力。一線級が不在ですし、よほど折り合いを欠かない限りは上位争いになるのでは。他ではアスタークライ、エバーゴールドあたり。また、今回が当地初出走となるコウエイタケルは中央時代にオープン特別で2、3着がある実績馬。とはいえ生涯初のダート戦になりますし、年齢は8歳。正直、走ってみないと?という感じになりそうです。
 
(競馬東海 蟹江博之)

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