【開催見解】第15回名古屋競馬(10/15~18 重賞:ゴールドウィング賞)

2019年10月14日

第15回名古屋競馬は10月15日(火)~18日(金)の4日間、「ゴールドウィング賞シリーズ」が行われる。では順に各日のメインレースを紹介していきたい。

 

初日・15日(火)は天秤座特別(B-1組・1600m)

中央では短距離の芝が専門だったペイシャゲランだが、さすがは1勝クラスで差のない競馬をしていた馬。ダート、距離を問題としなかった内容は強いのひと言。叩いた上積みを加味すれば条件強化でも気後れはない。決め手ならレンベルガー。依然として体調はハイレベルで、息の長い末脚は安定感抜群だ。前々コンヴィーヴォ、ヤコウレッシャが残るか、差すシャーロック、オンファサイトが食い込むかは展開ひとつ。馬券はひとひねりする必要がありそう。



2日目・16日(水)はヤングジョッキーズTR名古屋第2戦(B級・1400m)

力量拮抗になることが常の記者選抜のジョッキーレース。傑出馬不在のこういったレースはハナに行き切った先行馬か、末に徹した追い込みタイプか、極端な脚質の馬を狙うのはひとつの手。前者のパターンだとアスターリュート、ジスイズザゼネラル、フリーゴーイングあたりが該当する。逆に差し馬台頭の流れになれば浮上するのはコスモエアターン、アネッロドーロ、エアマニングなど。当日の馬場状態、パドック気配などもヒントにしたい。



3日目・17日(木)は重賞のゴールドウィング賞(2歳オープン・1600m)

いよいよ熱を帯びてきた2歳戦線は早くも頂上決戦。一歩リードしているのはインザフューチャー。デビュー戦の圧勝もさることながら2走目の前走も距離延長、相手強化をはね返しての好時計勝ち。中間の気配も良く、万全の態勢だ。後塵を拝したビックバレリーナ、フクダイトウリョウ、エムエスオープン、ユーセイフューチャーとて素質豊かな馬たち。あれだけであきらめるわけにはいかないはずで、意地と意地のぶつかり合いに興味津々だ。



4日目・18日(金)トルマリンオープン(A-1組・1800m)

夏場の疲れから体調ひと息と思われる馬もちらほらいる中で、アスタークライは状態面に太鼓判を押せるのが大きな強み。正月に行われる重賞・新春盃(1800m)で2年連続して連対しており、距離もいいので大崩れは考えにくい。譲れないのはスムーズジャズ。東海桜花賞で見せ場たっぷりの2着、サマーカップで好時計の2着があり、オープンならといった心境だろう。他ではジューンシェイカー。これからの時季が合っており、上昇度ならこの馬か。

 

(競馬東海 大台和也)

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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