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【開催見解】第16回名古屋競馬(10/29~11/1 重賞:ゴールド争覇)

2019年10月28日

第16回名古屋競馬は10月29日から11月1日までの4日間、「ゴールド争覇シリーズ」が行われる。

 

10月29日(火)1日目のメインは、古馬重賞の「ゴールド争覇」(1400m)

 暑い盛りを休養に充てたサンデンバロン、サムライドライブの復帰戦。ともに最終追い切りを無難にまとめて態勢は整った印象。だが順調に夏場を使っていた馬たちとの差は出そうな感じ。中でも重賞3勝を含む4連勝と勢いがあるのはストーミーワンダー。もともと馬っぷりのよさから素質を高く評価されてきた馬だが、ここにきて本格化ムード。距離短縮も問題なく、勝利に一番近い存在とみた。それでも遠征馬の大井ブルーウィザード、北海道ソイカウボーイ、高知ケイマもなかなかの実力派。前述のサンデンとサムライも含め、好レースが期待できそうだ。

 

10月30日(水)2日目のメインは、C-8組の「玉野川特別」(1600m)

 注目は転入後2連勝を飾ったジェイジーノ。そのいずれもが圧勝でまだまだ余力たっぷりの内容だった。時計短縮も容易にできそうで、勝ち組の特別に入っても主役を担える存在とみる。ただ1年3カ月の休養明けでもエイシンベッカムには注意すべきだろう。4歳のこの時期にわずか5戦のキャリアだが、裏を返せばそれだけ素質を高く評価されているということ。仕上げに定評がある川西厩舎でもあるし、重めさえ残らなければ怖い存在になりそうだ。以下はちょっと差がある感じ。イリアンソス、メモリーメソッド、セルバンテスあたりが続く。

 

10月31日(木)3日目のメインは、A-3組の「キンモクセイ特別」(1800m)

 叩き3走目になり、着順を上げてきたセルリアンサーロス。まだ本調子とはいかない様子だが、距離延長は問題なく、傑出馬不在の組み合わせなら勝機は十分にありそう。これに待ったをかけるならオンワードマリー。無理のないローテを組んで体調は安定、展開不問の自在脚も魅力だ。これらに割って入るなら、スタートセンス抜群のプローチダ、決め手あるラノカウ、涼しくなってよくなったアサケハーツとキーポジションとみる。

 

11月1日(金)4日目のメインは、A-2組の「ギンネム特別」(1400m)

 勝って同条件になるし、距離短縮は追い風。アドマイヤムテキ中心で問題ない。相手は2回前の同鞍でタイム差なしの2着だったベルリラが有力だが、ひと息入った点は気がかりな材料。自己条件なら大崩れのないメイショウカラタチ、勢いがあるギガドルマ、気温低下で良くなってきたルビーロマンには要注意。間に合う力があるリーゼロッテだが、寒くなってやや気配落ちの印象も。当日の仕上がり状態はチェックしたい。

 

(競馬東海 鬼頭信正)

 

 

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