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【開催見解】第8回大井競馬(8/12~16)

2013年8月11日

8月12日(月)から16日(金)までの5日間で行われる大井開催のメインレースは8月14日(水)に行われる第47回黒潮盃(3歳オープン 1800mSII)。秋に向けて充実著しい3歳馬による重賞で、地方競馬全国交流戦のため、高知、笠松、園田からも参戦予定。
高知から参戦するアラマサシャープは、高知優駿の勝ち馬ではあるが、関東オークス(13)着、ジャパンダートダービー(15)着の成績から強調しづらい。笠松から参戦のエイシンルンディーは各地に遠征して佐賀のル・プランタン賞勝ちがある実力牝馬。関東オークスでは(5)着だったが、このメンバーで紛れがあれば。園田から参戦のエーシンクリアーは、2歳時に地元の重賞を2勝しているが、2番人気に支持された兵庫ダービーでは(8)着に敗れている。長距離輸送もあり課題は多い。
迎え撃つ南関東勢は混戦模様だ。前走で古馬相手に勝っているイワミノキズナ、カガヤキダンスオー、トーセンギネスオー、リアライズリンクスには勢いがある。実績優先ならエスケイロード、キタサンオーゴン、ブラックワード、オグリタイムになる。あとはここにきて力をつけているトラバージョ、フォレノワールも不気味だ。
どの馬も強調材料に乏しく、確固たる軸馬が不在。オッズ的にもバラけることは確実なので、的中できれば高配当間違いなし。

12日(月)のメインレースはシューティングスター賞(B3三組 1200m)。ここは休み明けの走りが良かったベルガマスクが有力。実力的に勝ち負けになる素質の持ち主で、叩いた分の上積みも期待できる。元中央2勝馬ウエスタンレビューは、転入初戦ではあるが、地方競馬向きの素軽い先行力があり初戦から注意したい。実力馬イチバンボシは復調気配だし、好走が続くデプラータ、サハラブレイヴも力差はない。除外明けを一叩きされたアザヤカサクラ、久々に地元で走るグラッツェーラも調子を取り戻しているだけに不気味だ。

13日(火)のメインレースはオーガスト賞(A2、A3、B1一組 2000m)。このレースは東京記念トライアルレースを兼ねており、(1)着馬には東京記念への優先出走権が与えられる。ここは昨年の羽田盃馬アートサハラと昨年の東京ダービー馬プレティオラスが激突する。アートサハラはジャパンダートダービー(3)着の実績が光り、休み明けの前走を叩かれて確実に良化気配。プレティオラスは東京ダービー制覇後の成績は一息だが、休み明けの前走を叩かれ、得意の舞台で巻き返しを図る。あとはここ2戦は距離が向かなかったツクバチャームが面白い。素質的にはかなりのものを秘めており、この距離なら逆転も十分ある。またアートサハラの半兄セントマーチは乗り込み十分なので、休み明けでも走れる状態にある。勝ち味に遅いがドラゴンキラリ、トーセンマドローナの遠征馬にも注意したい。

15日のメインレースは三条場外発売所賞(B1二組、B2一組 1400m)。前走A3下の準重賞シーサイドカップ(2)着のリカチャンス、(3)着のクラフィンライデン、(5)の着キョウエイトリガーは有力ではあるが、あまりアテにできるタイプではない。それなら堅実な成績を残しているイキナヤツ、ショコラヴェリーヌ、グランドキャニオンで逆転は可能。あとは力をつけたキタカイガン、再転入初戦だが中央時1600万(3)着の実績があるテープカット、連勝は途切れたが素質高いメイショウパーシー辺りも面白い。

16日のメインはドリーミーナイト賞(B2三組、B3一組 1800m)。ここは昨年の羽田盃(5)着、東京ダービー(4)着、黒潮盃(4)着と実績上位のダイヤモンドダンスが有力。しかしながらこの馬はまだ未勝利。勝ち味に遅く取りこぼす可能性がある。単騎に持ち込めそうなボスイモン、休み明けを(4)着に好走したシルキーバロン、実績的には上位のシラヤマヒメ辺りで逆転は可能だ。穴で狙うなら、はまれば強いノーブルブラッド、持ち時計上位のヤマノテンジンが狙い目。

(勝馬 山形宗久)

勝馬

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