【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(8/31 アフター5スター賞)

2016年8月30日

 「夏のスプリント王はアドマイヤサガス」

 

 JBCスプリント指定競走。11月3日川崎へ向けいよいよ始まるといった感じだが、今年は16頭中7頭が8、9歳馬というフレッシュとは言いがたい顔ぶれ。

 ◎はアドマイヤサガス。8歳馬で前走が南関東移籍初戦。JRAでデビューし芝で8戦し1勝2着1回。(後に阪神Cで久々の芝を走り16着)その2着はデイリー杯2歳Sだが、結局芝の重賞では勝てず。NHKマイルカップ11着の後、ユニコーンSでダート転向し、2014年の北海道スプリントカップなどダートで6勝を挙げた。転入初戦の前走、習志野きらっとスプリントはスタートひと息も押して外2~3番手に。直線で逃げ粘るフラットライナーズに並びかけるも、2キロ差が響いたか交わせず2着。今回さらに増え59キロだが、有力各馬とは1キロ差なら凌げるはず。大井1200mは2013年東京盃3着。叩かれ2戦目の変わり身に期待。
 アメ-ジングタクトはJRAから転入し2度叩かれた6歳馬。転入初戦の武蔵野オープンで今回同枠のゴーディーの2着、続く前走のサンタアタニタロフィーは後方から末脚を伸ばして3着。いずれもマイルだが、今回は全5勝中4勝の1200mなら、最近2走以上の期待が出来る。57キロも有利。
 前走トライアルを快勝して臨むプタリナグロース。今回は相手強化と持ちタイムの短縮がカギになるが、休養明け連勝と好調で、1200mは【4-2-0-5】とベストの条件。勢いと適性は無視できず、別定55キロを味方に善戦以上を狙いたい。
 4歳馬ルックスザットキルは大井生え抜きの快速馬で、期待は大きいが、気性面に難しいところがあり、今年は鼻出血の不安も抱える。1200mは【7-0-0-4】と勝つか負けるか。もまれると弱いが、行ききれば強い。
 一昨年の勝ち馬サトノタイガーは8歳の古豪。今季は勝ち星こそないが、さきたま杯4着と存在感は示している。盛岡JBCスプリント、カペラSでの2着あり、この距離は実績豊富。
 ゴーディー一昨年のこのレース2着。本来の守備範囲はマイルで、2走前にアメージングタクトを破るなど、8歳の今季も元気だ。相手関係を考えると58キロは少々重い気もする。往年のダッシュ力が戻れば。
 3歳馬ラクテは世代屈指のスプリンターだが、時計面で物足りなさが残る。とはいえまだ3歳。これから詰めて来ることは間違いない。53キロはかなり有利だ。

 

◎アドマイヤサガス
○アメージングタクト
▲プラチナグロース
△ルックスザットキル
△サトノタイガー
△ゴーディー
△ラクテ

 

(日刊競馬 小山内完友)

 

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