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【開催見解】第5回大井競馬(6/4~8 重賞:東京ダービー)

2018年6月3日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは6月4日(月)から8日(金)まで5日間。6日(水)に第64回東京ダービーが行われます。

 

 初日のメインレースは、オフト後楽園移転リニューアル記念がB1二組、B2一組、距離1600メートルで行われます。

 拮抗した地元のメンバーになりましたが、前走で1分41秒8をマークしたファクターはマイラーとしての資質が高く、今回の条件に入っても勝ち負けになるでしょう。

 自己条件に戻った組ではパーソナルマキ、ローレライの実績馬。昨秋に勝島王冠で3着があるハイテルカイトが休み明けを叩いて狙い目になります。

 

 2日目のメインレースは、東京スポーツ賞が3歳以上のオープン、距離1200メートルで行われます。

 地元、遠征を含めて好メンバーが揃いましたが、先ずは船橋のサトノスピードオーに注目。今回は初のオープンで相手関係は上がりましたが、スプリント路線では絶対的な安定感。

 大井は初コースでも切れ味を生かせる外コースは魅力です。同厩舎のラブミークンは転入後に準オープンを走って2着が3回。JRAではスプリント戦に実績を残しており、このメンバーに入っても食指が動きます。この他では重賞の常連サトノタイガー、プラチナグロース、地元では目下好調のアムールブランにブリージーストーム、ブルージェットあたりでしょう。

 

 3日目のメインレースは、注目の大一番。南関東3歳馬の頂点を決める第64回東京ダービー(SI)が距離2000メートルで行われます。

 1月のニューイヤーカップから京浜盃、羽田盃を連勝して堂々主役のヤマノファイト。前走は正攻法の逃げに出て着差以上の完勝。地力の違いをみせました。距離が延びても問題ないでしょう。

 羽田盃2着のリコーワルサーは鎌倉記念の覇者。走り頃の叩き3戦目で逆転を狙います。3着のハセノパイロはハイセイコー記念の覇者。ヤマノファイトとの直接対決で分が悪かったですが、前走は0秒4差まで詰め寄り復調をアピール。全日本2歳優駿3着が光ります。

 今年は牝馬の実力馬も参戦してきました。東京プリンセス賞ではグラヴィオーラに完敗したプロミストリープ。牡馬の一線級で距離が2000メートルは楽な舞台といえませんが、潜在能力は高いので見逃せない1頭です。

 

 4日目のメインレースは、若竹賞が3歳オープン、距離1800メートルで行われます。

 ここは東京ダービーを賞金不足で使えなかったメンバーの争い。クラウンカップ3着、羽田盃8着のムシカリはここに入れば実績上位の存在。現時点で出否は未定ですが、距離もベストで上位争いが期待できます。

 賞金上位のカットインも重賞路線から相手関係は緩和。大井は初コースになりますが、終いから行くタイプだけに外回りは魅力です。

 選抜路線で好成績を残しているコスモバレット、タイムロード、パパドプロスの地元勢も目が離せません。

 

 5日目のメインレースは、ジェミニ賞がB2三組、距離1200メートルで行われます。

 現在5連勝中のスリーフォールドは抜群の決め手を武器に快進撃。一戦毎の条件強化をクリアしてきただけに今回も期待は高まります。

 4月に大井で初勝利を挙げて昇級のこの条件で3着に好走したウチデノコヅチ。ようやくレースぶりが安定してきて計算できるようになりました。このメンバーなら上位争いに持ち込めます。

 ひと頃スランプに陥っていたイチネンセイですが、和田騎手を迎えて1、5着と本来の切れ味が戻ってきました。混戦になれば同馬が浮上のシーンもありそうです。遠征馬も強豪揃いで混戦になりました。

(出走予定馬は6月1日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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