【開催見解】第13回大井競馬(10/29~11/2 重賞:マイルグランプリ)
平成30年度第13回大井開催は10月29日(月)から11月2日(金)までの5日間開催で重賞は開催3日目にが組まれている。
1日目のメイン「メトロポリタンウィーク賞」1800メートル
近走好成績のエイシンルジーナ、シャドウボーダーは共に休み明け。両馬500キロを超える大型馬だけにレース当日の気配を含め、取り捨ては慎重にいきたい。
転入3戦目になるモンスターキングは前走千六41秒6で圧勝しており勢い注目。快進撃を続けているリセットは前走惜敗もこの舞台では底を見せておらず、巻き返しへ期待は大きい。
2日目のメイン「スターバーストカップ」1800メートル
今年のクラシック戦線を沸かせたモジアナフレイバー、リコーワルサーの一気討ちムード。これに割って入るとすればジョーグランツだが、二千メートルというよりはマイルがベストの印象があり、馬券的妙味は微妙。であれば、前走距離延長を味方にB3で3着したヴァンルモンテを相手として狙いたい。
3日目のメイン「第25回マイルグランプリ(S1)」1600メートル
昨年の東京ダービー馬で2走前のサンタアニタトロフィーの勝ちっぷりが優秀だったヒガシウィルウィン、南関転入後南関重賞4連勝で帝王賞でも4着に奮闘したリッカルドが人気の中心。
他に圏内候補は昨年の羽田盃馬キャプテンキング、重賞で連続好走中のオメガヴェンデッタ、今年の東京ダービー2着、JDDでも中央勢を相手に見せ場十分の4着だったクリスタルシルバー、スピードをフルに発揮して前哨戦を快勝したニシノラピート。
4日目のメイン「神楽月賞」1400メートル
1戦ごとの良化顕著なシェアハッピー、転入初戦快勝のリンガスネオ、前走からさらに良化気配を感じるレーザーが上位候補。
千四対応ならダイリュウハヤテも侮れない。
5日目のメイン「スポーツニッポン賞」1200メートル
現7歳にしてピークを迎えているロイヤルオブアクア、前走快勝ムサシトレジャーは当然有力となるが、千二対応ならジャストヒーローも一発秘める。
穴で妙味はサトノデプロマット。2年ぶりの実戦となった前走は勝ち馬から3秒離された15着だが、時計は15秒2。
上積みしだいだが、今回1秒5詰まれば複勝圏なら。
文 日刊競馬 津田英憲