【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第1回大井競馬 (4/8~12 重賞:ブリリアントカップ、東京スプリント[JpnIII])

2019年4月7日

 今回の大井競馬は4月8日(月)から12日(金)まで5日間。トゥインクルレースがいよいよ開幕します。新人の大木天翔(おおき かける)騎手がデビューするなど、話題豊富で新時代の幕開けに相応しい見応え十分なシリーズになりました。

 

 初日のメインレースは、トゥインクルオープニング賞が、B3三組選抜、距離1200メートルで行われます。昇級戦のゴールデンステッキ賞で4着に食い込んだジャストザヨコハマ。500キロ前後の大型馬で年明けから好調をキープ。上位陣が抜けてチャンスが巡ってきました。当距離専門のデルマヨタロウは前回で久々に勝利をゲット。7歳での再昇級になりますが、決め手は互角で展開が向けば好レースが可能でしょう。新戦力はJRAからの転入馬タイセイアピール。4歳牝馬でキャリアは浅く、新天地で活躍が見込まれます。

 

 2日目のメインレースは、第2回ブリリアントカップが、4歳上オープン、距離1800メートルで行われます。新設になった昨年はリッカルドが見事重賞3連勝を達成しましたが、今年も激戦が予想されます。2月の金盃を勝ったサウンドトゥルーは続くダイオライト記念で5着に健闘。実績は文句ないので多少忙しい距離でも地方同士なら勝ち負けでしょう。5歳の実力派ヒガシウィルウィンは昨年のサンタアニタトロフィー以来勝っていませんが、重賞路線の顔と呼べる存在。大井のこの距離でチャンスが巡ってきました。キャプテンキングは昨年の暮れにゴールドカップ、3月のフジノウェーブ記念を連勝。3歳時の羽田盃ではヒガシウィルウィンを負かしており、距離は問題ないタイプ。ここも上位を争います。他では重賞勝ちのクリスタルシルバー、タービランス、前走の隅田川オープンで久々に本領発揮のハッピースプリントなど、豪華メンバーが揃いました。

 

 3日目のメインレースは、指定交流、第30回東京スプリントが、距離1200メートルで行われます。交流競走の顔触れも大分様変わりしてきましたが、JRA勢は豪華メンバー。注目はフェブラリーSで5着のコパノキッキング&藤田菜七子騎手。JRA女性騎手としては初めてG1に挑戦、果敢な追い込みはファンを魅了しました。今回は得意のスプリント戦、コース替わりで上位を狙います。交流重賞のタイトルホルダーであるテーオーヘリオス、準オープン、オープンを連勝中の4歳ホウショウナウ、右千二ダート専門のアシャカナウに、下級条件を連勝してきたヒロシゲゴールドも底が割れておらず楽しみな存在です。

 迎え撃つ地方側は、昨年のNARグランプリ地方年度代表馬に輝いた短距離王である船橋のキタサンミカヅキ、スプリント路線で常に上位争いを演じているキャンドルグラス。園田のナチュラリーは地元のオープンを勝って、ここは果敢にアタックしてきそうです。

 

 4日目のメインレースは、エイプリル賞が、A1、A2一組、B1一組、距離1800メートルで行われます。同距離のブリリアントカップにも登録のあったバルダッサーレは格下相手のここに参戦。昨年の春に見事復活を果たした元ダービー馬で力の入る一戦でしょう。JRAでは中距離路線のアルタイルも重賞を回避してエントリー。前走のフジノウェーブ記念は距離が短いこともあって7着に終わりましたが、この組み合わせならチャンスでしょう。重賞ウイナーの浦和カンムルもこのレベルなら上位に食い込んで不思議はありません。

 

 5日目のメインレースは、ダイアモンドターン賞がB1四組、B2二組選抜、距離1200メートルで行われます。激戦区になりましたが、前回と同条件で連勝を狙うコンサートドーレは渋太い先行力を生かすタイプ。フルゲートの競馬もクリアしました。キャプテンハウテンは前半の3ハロンを34秒台で走れるスピードが魅力。前回のB2を勝って条件は上がりましたが、底が割れていない素質馬で期待は大きいです。クラス有利なスリラーインマニラは叩き2戦目の上積みに期待。休み明けでも巨漢パワーのタマノシュタルク、追い込み強烈なデニストンなど、上位を争える馬が数多く揃いました。

(出走予定馬は4月6日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

ケイシュウ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞