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【開催見解】第3回大井競馬 (5/20~24 重賞:大井記念)

2019年5月19日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは、5月20日(月)から24日(金)まで5日間。22日(水)に第64回大井記念が行われます。

 

 初日のメインレースは、JAいちかわ賞が、B3四組選抜、距離1200メートルで行われます。地元主体の組み合わせですが、注目は移籍後4戦3勝のナニスンネン。C1を勝っての昇級戦になりますが、同馬はJRA所属時に準オープンの大井交流戦を使って4着の実績を持ち合わせる馬。当然格下感はなく、好勝負が期待できます。休み明けを勝ったメイショウシャルクは前走が同クラスで五組の選抜。条件がほぼ据え置きなら能力的に連勝が狙えます。休み明けの馬では持ち時計のあるチェリースプリング。遠征馬も短距離に実績のある馬が揃って混戦模様と言えます。

 

 2日目のメインレースは、さつき賞が、A2、B1一組選抜、距離1600メートルで行われます。力量互角の一戦ですが、既にこの条件を勝っているのがセンプレフォール。好凡走の差があるタイプですが、やはりこの距離がベストのマイラー。決め手の勝負になれば突き抜けて不思議ないでしょう。プリサイスキングは4月の開催で当クラス勝ち。スプリンターだけにここは距離がカギになってくるでしょう。牝馬のコパノビジンもこのクラスを制している1頭。今年は浦和のしらさぎ賞狙いでしたが、当舞台でも勝ち負けが期待できます。転入緒戦を叩いたノーブルスノーは中距離タイプですが、大型馬で上積みを見込めば力関係から狙い目があります。

 

 3日目のメインレースは、地方馬による帝王賞の前哨戦、第64回大井記念が距離2000メートルで行われます。4月のブリリアントカップを勝ったキャプテンキングが川崎マイラーズに参戦して、ここは大激戦になりました。錚々たるメンバーが揃いましたが、報知グランプリカップを勝ってブリリアントカップ2着のタービランスは南関東でも指折りの実績を誇る1頭。舞台設定に不安はなく、主役を奪い返していいでしょう。お馴染みの実績馬サウンドトゥルー、ヒガシウィルウィンに昨年の後半にブレイクした休み明けのモジアナフレイバー、昨年の覇者リッカルド、浦和のセンチュリオンなど、一線級同士の戦いに興味は尽きません。

 

 4日目のメインレースは、ゆりかもめオープンが、距離1400メートルで行われます。スピード勝負の一戦で適条件を狙ったきた馬が多いですが、昨年の同時季に行われたオープンを勝ったバルダッサーレに注目。元東京ダービー馬の称号が薄れてきましたが、一枚落ちのオープンなら健在をアピール。GW開催の船橋では人気で凡走しましたが、ここは巻き返してくるでしょう。明け4歳の素質馬リコーワルサーはフジノウェーブ記念以来の出走。能力的には上位レベルだけに緒戦から期待が持てる1頭です。大井記念からこちらに回ってきたアルタイルは忙しい距離がポイントになりますが、実績面では上位の存在。今回が転入緒戦になるハヤブサマカオーはJRAでこの距離に実績のあったスピード馬。緒戦から目が離せません。

 

 5日目のメインレースは、スポーツ報知賞が、B1三組、B2一組選抜、距離1200メートルで行われます。地元のアライアは大井で14戦9勝2着2回の好成績。今回は条件が上がりますが、自慢のスピードで押し切りを狙います。同様に高い勝率を残すのがキャプテンハウテン。同馬は前回この条件の1400メートルを勝ち上がった馬。好位差しを覚えてきたので今後も楽しみな1頭です。勿論、距離が詰まるのは好材料です。デニストンは追い込み一手で他力本願のタイプですが、実績面では互角だけに先行勢が競り合う流れなら大きく浮上してきそうです。遠征馬では大井の短距離に実績がある船橋のレベルスリー、浦和のタッチライフでしょう。

(出走予定馬は5月18日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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