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【開催見解】第11回大井競馬 (9/30~10/4  重賞:東京盃[JpnII]、レディスプレリュード[JpnII])

2019年9月29日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは、9月30日(月)から10月4日(金)まで5日間。JBCに向けて2日(水)に指定交流の東京盃、3日(木)に指定交流のレディスプレリュードが行われます。

 

 初日のメインレースは、TOKYO MEGA CITY賞がB3三四組、距離1400メートルで行われます。一見して混戦模様の組み合わせになりましたが、クラス実績と時計面で安定しているキングシーバードが狙い目になりそうです。力がある割には比較的人気にならないところが同馬の特徴とも言えるでしょう。3歳馬のマムティキングは4月以来の休み明けになりますが、クラシック戦線で揉まれた1頭で素質に注目の一戦。当距離に持ち時計のあるメモラブルドラゴン、JRAから移籍して3戦目になるセブンレジェンドも割って入りそうです。

 

 2日目のメインレースは東京光の大祭典賞が、A2、B1一組、距離1200メートルで行われます。注目は浦和のサンダーマックス。今回は半年近い休み明けになりますが、休養前の競馬でこの条件を逃げ切った快速馬。小細工無用の逃げは毎回スカッとさせられます。鉄砲実績もあるので好勝負が期待できます。同厩舎のトーセンミッションはタイプの異なる差し馬。同馬も大井のスプリント戦には実績があるのでワンツーフィニッシュもありそうです。迎え撃つ地元勢は決め手鋭いブルーウィザード。ベストは千四になりますが、抜群の破壊力がありペース如何では突き抜けも。デニストンも末脚に定評があるので好勝負が見込めます。

 

 3日目のメインレースはJBCスプリントの前哨戦、東京盃が距離1200メートルで行われます。今年はJBCが浦和で初めて開催されるので舞台設定は異なりますが、JRAの強敵が出揃いました。藤田菜七子騎手とのコンビで話題を集めるコパノキッキング。春に行われた同舞台の東京スプリントはキタサンミカヅキの2着。夏の盛岡クラスターカップは好スタートを切りながら3着と勝ち切れませんが、今回は相手関係が楽になった印象です。実績馬のサクセスエナジー、佐賀のサマーチャンピオン1、2着グランドボヌール、ヒザクリゲに準オープンを勝ち上がった素質馬ニホンピロタイドがスタンバイ。地方勢では短距離の差し馬で昨年も健闘した船橋のキャンドルグラス、春の東京スプリントで0秒2差のショコラブランに古豪ブルドッグボスも目が離せません。

 

 4日目のメインレースは牝馬の交流重賞、レディスプレリュードが距離1800メートルで行われます。JRA中心の競馬になりますが、実績面、直接対決で互角の組み合わせ。先ずは夏のブリーダーズゴールドカップを勝ったアンデスクイーン。大井コースは初めてになりますが、前哨戦を勝ち上がったのは強味でしょう。ファッショニスタは川崎のスパーキングサマーカップを楽勝。昨年のJBCレディスクラシックでは3着に健闘。距離の不安はありません。プリンシアコメータは昨年の覇者で船橋のクイーン賞、川崎のエンプレス杯も制覇。南関東での実績は文句なく連覇を狙います。3歳馬マドラスチェックは関東オークス2着。ここは強豪の胸を借ります。まとめて負かすとすれば昨年のブリーダーズゴールドカップでプリンシアコメータに楽勝しているラビットラン。今回はTCK女王盃以来になりますが、再びデムーロ騎手で必勝態勢。地元勢では地方の重賞を連勝している大井のクレイジーアクセル、浦和のミッシングリンクも実績から差はありません。

 

 5日目のメインレースはTOKYO MEGA ILLUMI賞が、B1三組、B2二組、距離1400メートルで行われます。地元勢ではB2を好内容で連勝しているサンチャゴボラーレ。2走前にはこの距離を1分26秒9で走っており、ここに入っても好勝負が見込めます。前回この条件2着はステムパートナー。千二、千四は問わないので今回も期待は大きいです。遠征馬では当舞台に実績のある船橋のキタサンコンサート。地元では距離が合わない時がありますが、短目の距離なら能力全開のタイプ。ここは待ちに待った舞台と言えます。

 

(出走予定馬は9月28日現在)

ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

ケイシュウ
 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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