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【開催見解】第1回佐賀競馬(4/1~4/15 重賞:英彦山賞、佐賀桜花賞、錦江湾賞、ル・プランタン賞、六角川賞)

2017年3月31日

第1回佐賀競馬は4月1日(土)2日(日)、8日(土)9日(日)、15日(土)の5日間で行います。

 

注目のレース【4日目】4月9日(日)
GRANDAME-JAPAN2017(ストラヴィンスキー賞)
第16回ル・プランタン賞(S1) サラ系3歳牝馬OP

 

注目のレースはル・プランタン賞。3歳牝OP重賞。1800m。12頭の登録。
今年は北海道1頭・笠松1頭・園田3頭の参戦。迎え撃つ佐賀勢7頭。12頭フルゲートの登録。
地元佐賀の筆頭馬は【ハクユウロゼ】だ。地元では5戦4勝。若駒賞でオヒナサマ相手に勝利を飾って、3歳牝馬No.1となった。その後はJRA挑戦で何れも8着。素質高さ感じる末脚を使っていた。JRAでの経験もプラスに出る。期待出来る佐賀筆頭馬。
【オヒナサマ】花吹雪賞勝ち馬。2着がタッチスプリント(若草賞勝ち馬)だけに、ここで通用する力は持っている。ル・プランタン賞へ向けて鋭意調整している。ハクユウロゼとの再戦も楽しみ。
園田勢【スターレーン】は牝馬重賞で2着3回続いている。崩れがないのは能力が高い証拠。強敵となるのは間違いない。
【スダチチャン】は梅桜賞でスターレーンに続く3着。追い込んでいたし、流れが速くなりそうな重賞だけにチャンスもある。
【ラブエンジェルコン】は園田でスダチチャンより格上。牝馬重賞挑戦は初めてだが、園田3歳Aクラスだと力で上位だろう。
笠松代表【サイレンスミラー】は展開ハマった時に力発揮するタイプのようだ。2番手までで流れが落ち着けば辛抱する。
北海道代表【セミプレナ】も門別2勝の実績。レース間隔は空くが、底力があるのは確か。注意は必要だ。
好メンバー揃って今年のル・プランタン賞も面白い。昨年の覇者ドンプリムローズ(佐賀)に続く佐賀勢の連覇も期待できる。

 

【1日目】4月1日(土)
第4回英彦山賞(S2) サラ系3歳OP 1,400m
スプリングスター特選 サラ系3歳-2組

 

4月1日(土)のメインは英彦山賞。Bメンバー。1,400m短距離戦。10頭立て。
【スプリングスワン】確実に追い込んで来る末脚は評価出来るし、佐賀で22勝を挙げた実績も上位の存在。勝ち負けとなると4角では先頭を捉えたい。前走のように一気に動くはず。主力抜擢。
【シゲルダンジリ】佐賀へ帰ってきての初戦。スピード生かして川崎で4勝を挙げた。力をつけているのは間違いない5歳馬。いきなりも好勝負出来る。
【カシノソラーレ】行けば速いし、先手も可能だが、前走のような折り合う競馬だと崩れも少なくなる。2番手でも力出せる。今度も最後まで渋太い。
【クライフターン】なかなか力強い末脚を使っている。ここで馬券の絡みとなると展開の助けも必要だが、前走くらいは頑張れる。軽視出来ない存在。
【テイエムトラネコ】逃げ・2番手で力発揮する。このメンバーで位置取りが出来るかがカギだが、好位置で流れに乗れば渋太いだろう。伏兵馬。
上位3頭の闘いとなりそう。

 

【2日目】4月2日(日)
第5回佐賀桜花賞(S2) サラ系3歳OP 1,750m

 

4月2日(日)のメインは佐賀桜花賞。3歳-1組メンバー。距離1,750m。12頭立て。
【ウイニングムスメ】逃げ・2番手の展開で3連勝決めた。使う毎にスピードも出て来たし、成長しているのは確か。ここへ入っても先手可能。期待持てる。
【ロトスキャンダル】休養後が思った走りではないが、中間はハードに鍛えて更に意欲的。2歳時の実績上位馬。3戦目で変わって来そうなムード。
【セツナイキモチ】移籍後は4戦3勝。なかなかの素質を見せている。この距離は初めてだけに適性がどうかだが、脚質からはこなせそうだ。単惑星馬。
【ガブリキック】佐賀へ帰っての初戦。実績で負けてないし、距離も問題ないが、レースが詰まっているだけに疲れが心配。状態さえ良ければ差はない。
【ピンクドルフィン】スピード生かすタイプで、この距離でも3着に辛抱している。理想は2番手迄の展開だと思うし、この枠だと位置取れる。渋太い。
【ダイアゴナルパス】小柄なタイプだが、最後はシッカリ使うし、勝負根性もある。脚質的に前次第となるが、ペースが速くなるとチャンスある。
状態は力接近ムード。鍛え直したロトスキャンダルの変わり身期待。

 

【3日目】4月8日(土)
ダイヤモンド特選 サラ系C1-1組 1,400m
第4回錦江湾賞(S2) サラ系3歳以上OP 1,800m

 

4月8日(土)のメインは錦江湾賞。Bメンバー。1,800m。11頭の登録。
6連勝中【ジャズコンボ】が一歩リードしている。前走は圧勝とはまでは言えなかったが、結果0.4秒差の2馬身はあったし、メンバーもそれほどに変わらない。7連勝狙える。
【テイエムマケンゲナ】は巻き返せる。前走は急きょ騎手変更。初騎乗で戸惑いもあったのだろう。状態の落ち込みはないだけに力出し切れる。
【テイエムボンドン】前走は鮫島騎手騎乗で走りも変わってきたが、状態も上向いているのは確か。まだまだ成長見込める4歳馬。
【アユメライトアップ】流れも向いての2着だったが、テイエムマケンゲナに先着した実績もあるし、底力はある。再びスンナリだと粘る。
【テイエムトッピモン】この特別で2着するほどの力持っている。圏内争いだと差はないだけに、ここでも警戒必要。
ジャズコンボは信頼できるが、次着争いは混戦か。

 

【4日目】4月9日(日)
祖母山特別 サラ系サラ系A1・2 1,400m
おおぐま座特選 サラ系C2-2組 1,750m
GRANDAME-JAPAN2017 (ストラヴィンスキー賞)
第16回ル・プランタン賞(S1) サラ系3歳牝馬OP

 

4月9日(日)の準メインは祖母山特別。A1・2。 1400m短距離戦。9頭の登録。
実績では【コウユーサムライ】だが、昨年11月の笠松GP以来のレース。まだ万全とは言えないし、今回も出走は微妙か。
【マサヤ】スピード生かせる距離だけに、2,000mよりは合うはずだ。相手も揃っているが、この距離で巻き返してほしい。
【エイシンテキサス】2月以来のレースだが、乗り込みはシッカリ出来ている。前走はスピードの違い見せて快勝。相手は強くなるが差はない。
【ダンシング】A2平場を圧勝してOP特別。前走の内容だと見劣りは感じない。この相手で何処までの走りが出来るか楽しみ。
【キングプライド】まだ連勝していた頃の状態ではないが、はがくれ大賞典で見せ場はあった。叩いて上向いているし、前走以上は確か。
【ロジメジャー】JRA3勝馬で移籍初戦。戦歴からも通用する力は持っているが、ダートが前走だけで適性がどうかだ。まずは様子見か。
混戦メンバーで波乱は隠せない。

 

【5日目】4月15日(土)
長崎街道常盤橋特選 サラ系C1-2組 1,750m
第5回六角川賞(S2) サラ系3歳以上OP 2,000m
花まつり特選 サラ系C2-1組 1,400m

 

4月15日(土)のメインは六角川賞。A1・2。 2,000m。11頭の登録。
佐賀No.1馬【コウザンゴールド】中心。はがくれ大賞典で園田のサウスウインドを力でねじ伏せた。あの内容だと西日本地区では差のない勝負出来る。底見せない大器。
【キョウワカイザー】はがくれ大賞典で力の差を見せつけられた。それでも3着には食い込んだし、次着争いの筆頭には推せる。
【ウルトラカイザー】佐賀へ戻っての走りが今ひとつ。キョウワカイザーとの差はないが、本来の走りではない。年齢的なものも感じる。
【コウギョウダグラス】距離にも対応できる走りは見せたし、前走でもキョウワカイザー・ウルトラカイザーとは0,3秒差。差を詰めたい。
【ドンプリムローズ】佐賀へ帰って来ての初戦。OPクラスで楽な相手ではないが、4歳馬で成長も考えたい。地元だと違う。
コウザンゴールドの底知れぬ力はこれからも楽しみ。中心不動。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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