【開催見解】第8回佐賀競馬(7/16~7/23 重賞:カンナ賞、大村湾賞、吉野ヶ里記念)

2017年7月15日

第8回佐賀競馬は7月16(日)17(祝月) 22日(土)23日(日)の4日間で行います。

 

注目のレース【2日目】7月17日(祝月)

ヤングジョッキーズTR佐賀第2戦 サラ系B-2組 1400m

 

注目のレースはYJTR佐賀第2戦。B-2組特別メンバー。1400m。12頭立て。

【ハクユウカンベエ】初戦圧勝して力の違いを見せつけた。2番手とベストの展開だったが、流石に園田A2特別駆けの力量。今度も外枠で力出し切れる。

【リンノメサイア】移籍後はB1特別(2)着・佐賀ヴィーナスC(5)着の実績。戦歴的にも主力の存在と言えるし、アッサリ抜け出しも可能。巧く捌きたい。

【ブラボーリリック】2戦目で変わってきた。スタートさえ決めれば前走くらいはやれる力量馬。好位置から動けたのも魅力だし、前走パターンで迫る。

【コウザンヒキリ】終い生かすタイプだけに馬場も影響するが、今度は砂も入って力の必要な馬場になっているはず。乗り慣れた馬でもあるし、力出し切る。

【シゲルダンジリ】前走の走りを見ても、逃げるとパワーアップする。今度も先行タイプが揃っているし、ハナ切れるかで勝敗を分ける。発馬決めたい。

前走圧勝ハクユウカンベエ。外枠だと崩れは考え難い。

 

【1日目】7月16日(日)

ブルースター特選 サラ系3歳-2組 1750m

第5回カンナ賞(S2) サラ系3歳以上OP 1800m

 

7月16日(日)のメインはカンナ賞。Bメンバー。1800m。8頭立て。

【テイエムサンピラー】移籍後は2戦目から7連勝を決めた。今度は1800m戦で今まででは1番長い距離となるが、能力の高さで克服している。底力信頼。

【アフリカンブルー】前走は8ヶ月以上の休養明けも、力の違いを見せつけた。佐賀では6戦6勝と負けないパワー。上積みも見込めるし、逆転も十分だ。

【ガールズライン】前走が佐賀での初勝利だったが、自分のペースで行けると最後まで力強い。道中の流れはカギだが、先手取れる枠だし、今度も渋太い。

【トモジャクール】移籍後は(6)(5)着。最後はシッカリ使っているし、位置取りの差だと思える。発馬は下手ではないし、好位置追走出来ると届く末脚。

【コスモアモル】初戦は追い込んでの(4)着。勝ち馬との差はあったが、内容は悪くなかったし、上積みは見込みたい。只、この距離での適性がどうかだ。

テイエムサンピラーVSアフリカンブルー対決ムード。

 

【2日目】7月17日(祝月)

JRA交流えびの特別 サラ系3歳以上九州産 1400m

JRA交流大隅特別 サラ系3歳以上九州産 1400m

ヤングジョッキーズTR佐賀第1戦 サラ系3歳-1組 1400m

ヤングジョッキーズTR佐賀第2戦 サラ系B-2組 1400m

 

7月17日(祝月)の準メインはYJTR佐賀第1戦。3歳-1組特別メンバー。1400m。12頭立て。

【シュダイカ】前走は勝ち馬も強力だったが、スピードで一歩抜けている馬だし、今度もスンナリ行ける。メンバー的にも闘い易くなった。押し切り狙う。

【スターダストライト】ひと頃に比べるとスタートも良くなって来た。前々で競馬出来ると渋太い脚使えるし、ここは好位追走が可能。力出し切れる。

【キャンティ】前走は4角2番手まで詰めての(4)着。思った程に伸びなかったが、早めに動いた分だと思える。大きな差はなかったし、巻き返し可能。

【ギルダー】ひと息入れてのローテーションだが、小柄な牝馬だし、いい意味でリフレッシュ出来たと思える。堅実に脚も使っているし、崩れはない。

【エイシンブラック】末脚にも力強さが増してきた。状態が上向いている証拠だし、1組で(3)着だと上位の存在。今だとこの距離でも対応出来る。

この相手だとシュダイカ信頼出来る。

 

【3日目】7月22日(土)

長崎街道田代宿特選 サラ系C1-2組 1400m

第5回大村湾賞(S2) サラ系3歳以上OP 1400m

サンシャイン特選 サラ系C2-1組 1750m

 

7月22日(土)のメインは大村湾賞。A2メンバー。1400m。8頭の登録。

【リトルカントリー】が力を付けている。前走は2番手とベストの展開だったが、OPクラスでの勝利。2走前マサヤに続く(2)着も評価できる。A2限定だと中心馬となる。

【ミスタージャック】も復活の兆し。軽い馬場でスピード競馬となったが、リトルカントリーとはクビ差。力出し切れた印象だったし、状態が良くなれば押し切れる力量馬。

【サプール】は休養明けをひと叩きした。能力では上位の馬だが、前走の走りだと重め残りは明らか。何処まで素軽さが増すかだ。

【コスモポッポ】は終い生かすタイプ。1400m戦は距離が足りないが、キッチリと馬券には絡んで来る。確実に脚使えるのも魅力。

【エフェクト】スピード生かすタイプ。かなりのスピードは持っているが、折り合いはカギ。スンナリの逃げが理想。

2走目サプールが変わって来る。

 

【4日目】7月23日(日)

こと座特選 サラ系C2-2組 900m

ジュライ特選 サラ系C1-1組 1750m

西スポ杯 第19回吉野ヶ里記念(S1) サラ系3歳以上OP 1400m

 

7月23日(日)のメインは吉野ヶ里記念(S1)。A1・2OPメンバー。1400m。10頭の登録。

順調だと【マサヤ】が一歩リードしている印象。逃げだけではないし、終いもシッカリ脚使えているのは評価できる。中心馬支持。

【イッセイイチダイ】はマサヤと同厩。A2相手だが、まだ余裕残しての走り。底を見せてないだけに一騎打ちムードが漂う。

【ドンプリムローズ】も使いつつ上向いている。佐賀ヴィーナスカップでは園田エイシンアトロポス抜けていたが、(2)着は確保。スピードで対抗する。

【コウギョウダグラス】は8歳馬だが、崩れないのは能力が高い証拠。最後はしっかり使うし、良馬場でやれると差も縮まる。

【ダンシング】は佐賀ヴィーナスカップでは流れも向かなかったし、本来の走りではなかった。まだ見限れない。

やはり強いマサヤに注目している。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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