【開催見解】第21回佐賀競馬(2/17~25 重賞:大観峰賞、飛燕賞、たんぽぽ賞、嘉瀬川賞)

2018年2月16日

第21回佐賀競馬は2月17日(土)18日(日)20日(火)24日(土)25日(日)の5日間で行います。

 

注目のレース【1日目】2月17日(土)

2月17日(土)のメインは大観峰賞(S2)。3歳オープン。1750m。10頭立て。

【モンスターエマ】移籍後はまだ勝ててないが、上位の走りが出来ているのは確かだ。この距離も問題なかった。チャンスだと思えるし、流れもスムーズ。主力。

【スーパーエンゼル】前走は後方から力強い末脚を見せた。力は見せたし、2走前は展開が向かなかったのだろう。状態さえ維持していれば実績でも負けてない。

【コスモハーキュリー】連勝決めて勢いに乗る。レース内容もいいし、馬体からも素質ありそうな馬だ。それでも今までの相手とは違う。何処まで対抗出来るかだ。

【フジノオリーブ】追い込むようになって結果が出て来た。前走は2組戦で3着だし、このクラスでも通用する力も見せた。あとは距離の適性だけ。勢い要注意。

【アソボー】追い込みタイプだが、前走はスピードについて行けなかった印象。ペースが落ち着く、この距離の方が合うかも。相手強化で何処まで追い込めるか。

モンスターエマとスーパーエンゼルが激突する。連勝中コスモハーキュリーが首位を狙う。その後にフジノオリーブとアソボーが続く。

 

【1日目】2月17日(土)

向春特別 サラ系3歳以上 B-1組 1400m

第6回 大観峰賞(S2) サラ系3歳 3歳オープン 1750m

 

2月17日(土)の準メインは向春特別。B-1組。1400m。9頭立て。

【シゲルクロマグロ】前走は900mでも対応出来たし、Bクラスだと力で一歩リードしている印象。今度は1ゲートだが、巧く馬群を捌くだろう。今度も主力期待。

【テイエムサンピラー】得意の距離に戻れば力出し切れるし、力の見劣りも感じない。主力は強いが圏内だとチャンスはあるはずだ。ここは2番手の流れがベスト。

【エイシンテキサス】かなりのスピードは見せたが、最後が息が持たなかった。相手を考えれば頑張ったと思えるし、叩きつつ状態も上向いている。底力に期待。

【リトルカントリー】休養明けを2戦叩いた。走りも上向いているし、状態さえ戻ればAクラスで好勝負していた程の力量。3戦目は絡んで来そうだし、要注意馬だ。

【ロードエスペランサ】前走は大きく失速。崩れる馬ではないし、展開が向かなかったのが敗因か。巻き返す力は持っているし、外枠で流れもスムーズに行く。

【ハクユウカンベエ】2開催の休み明け。力では上位の存在だが、レース間隔が空いた分の割引は必要だろう。B特別で連勝決めた底力だけに軽視は禁物だが。

シゲルクロマグロが中心となるだろう。対抗勢力にはテイエムサンピラー、エイシンテキサスが有力。着外に敗れたリトルカントリー、ロードエスペランサの反撃。久々のレースとなるハクユウカンベエが穴候補。

 

【2日目】2月18日(日)

ポーラスター特選 サラ系3歳 3歳-2組 1400m

NBC杯 第14回 飛燕賞(S1) サラ系3歳 3歳オープン 1800m

 

2月18日(日)のメインは飛燕賞(S1)。3歳オープン。1800m。12頭立て。

【リンノゲレイロ】門別1勝馬で、移籍4戦目からは圧勝での連勝続き。急激に成長した印象で、力の違いを見せつけている。追い切りでも破格の時計を叩き出した。今の充実振りだと不安ない。中心。

【ライトストーリー】JRAからの移籍後は連勝決めて力披露。1組へ上がっても結果出せたし、3歳トップクラスへ加わって来た。反応良い末脚魅力。次着筆頭。

【ベルセルク】2着続きの近走だが、ライトストーリーとは1勝1敗。力は互角だし、今回も自分の競馬は出来る。前有利の馬場だと圏内十分。真島厩舎ワンツー。

【エスワンノホシ】ここを目標に調整した。佐賀若駒賞では快勝と言える内容だったし、佐賀デビュー馬ではNo..1。今回は強敵揃うが、佐賀デビュー馬の意地見せる。

【ハーキマーダイヤ】移籍後は2勝を挙げた。1組での勝利はないが、前走はJRA交流で3着し、勝ち馬と0.1秒差の接戦。距離も不安なく、力の差は感じない。

【ローザーブルー】移籍後は3戦2勝。花吹雪賞を勝利し、牝馬のトップに立った。小柄なタイプだが勝負根性もある。前走のように2番手の位置だと粘り込みも。

圧巻の走りを見せたリンノゲレイロがクラシック戦線の最右翼に浮上。トライアル背振山賞を快勝したライトストーリー。高性能を誇るベルセルク。巻き返しに意欲エスワンノホシ。花吹雪賞馬ローザーブルー。花吹雪賞2着馬ハーキマーダイヤと豪華メンバーが顔を揃えた。

 

【3日目】2月20日(火)

福寿草特別 サラ系3歳以上 B-2組 1800m

LVR第4ラウンド レディスヴィクトリーラウンド佐賀第1戦 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m

LVR第4ラウンド レディスヴィクトリーラウンド佐賀第2戦 サラ系3歳以上 C1-1組 1400m

第22回 JRA交流たんぽぽ賞(S1) サラ系3歳 3歳九州産 1400m

 

2月20日(火)のメインは第22回 JRA交流たんぽぽ賞(S1)。3歳九州産。1400m。12頭立て。

【カシノランペイジ】前哨戦となるJ交ミヤマキリシマ特別を快勝。初ダートを問題にせず、スピードとパワーで押し切った。

【ヒトモジノグルグル】前哨戦となるJ交ノカイドウ特別では3馬身差で完勝。初ダートで高いパフォーマンスを示した。

【コウエイユキチャン】小倉ひまわり賞2着馬で、実績面では九州産3歳No.1と言える。今回は昨年8月以来のレースとなる。

【プリンセスブーケ】前走ミヤマキリシマ特別では、2着馬マエムキと小差した実力。小倉ひまわり賞6着の底力を持つ。

【ヒムカノハナ】前走ノカイドウ特別では、9番人気と低評価を覆す好走で2着。特に接近戦での勝負根性に優れている。

好タイムをマークしたカシノランペイジとヒトモジノグルグルの対決となりそう。勢力図を覆すパワーを持つコウエイユキチャン。その後にプリンセスブーケとヒムカノハナが続く。

 

【4日目】2月24日(土)

長崎街道彼杵宿特選 サラ系3歳以上 C1-2組 1800m

第6回 嘉瀬川賞(S2) サラ系3歳以上 オープン 2000m

 

2月24日(土)のメインは嘉瀬川賞(S2)。オープン。2000m。10頭立て。

【デリッツァリモーネ】前走の佐賀記念ではキョウワカイザーに先着を果たす。昨年11月にはウルトラカイザーを破り、事実上のNo.1。

【ドンプリムローズ】一昨年のクラシック2冠馬。前走では休養明けのハンデもあって4着止まり。叩き上昇して総合力がアップ。

【ランドオザリール】前々走では強力馬キングプライドを相手に2着と好戦した。JRAではマイル~中距離で活躍が目立っている。

【アクロマティック】佐賀記念では12着と大敗するも、前々走ではランドオザリールと小差している実力。距離適性は万能タイプ。

【テイケイネクサス】格上挑戦した前走では、強力馬ドンプリムローズを相手に5馬身差を付けており、勢いのある1頭である。

トップホースを負かした新星デリッツァリモーネが中心だろう。対抗勢力にはドンプリムローズ、ランドオザリール、アクロマティック、テイケイネクサスと多彩なメンバー。

 

【5日目】2月25日(日)

こいぬ座特選 サラ系4歳以上 C2-2組 1750m

高隈山特別 サラ系3歳以上 オープン 2000m

 

2月25日(日)のメインは高隈山特別。オープン。2000m。12頭立て。

【キョウワカイザー】佐賀記念では8着に敗れるも、地元馬同士の対決となれば、4連勝を含む大活躍。目下、絶好調である。

【ウルトラカイザー】5戦連続して連対記録を伸ばしており、好調持続している。キョウワカイザーとは中島記念以来の対決。

【キングプライド】前々走の九州オールカマーでは、グランプリホースであるキョウワカイザーを撃破。存在感をアピールするには十分。

【ワットロンクン】門別オープンで勝利実績があり、転入初戦を快勝して勢いに乗る。現勢力図を塗り替える力を持っている。

【スーパーマックス】阪神チャレンジC5着して挑んだ中島記念では5着に敗れる。佐賀1800m戦のレコードを持つ、昨年のダービー馬。

再び激突するキョウワカイザーとウルトラカイザーに注目したい。続く勢力ではキングプライド、ワットロンクン、スーパーマックスとグランプリ並みの豪華メンバー。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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