【開催見解】第1回佐賀競馬(4/7~14 重賞:ル・プランタン賞)

2018年4月6日

第1回佐賀競馬は4月7日(土)8日(日)12日(木)14日(土)の4日間で行います。

 

注目のレース【1日目】4月7日(土)
4月7日(土)のメインは佐賀桜花賞。B-2組。1400m。10頭立て。
【サンマルドライヴ】Aクラス馬相手でも引けを取らない末脚。能力の高さ感じるし、追い切りでも鋭い脚で伸びて来る。如何に巧く捌くかだけ。中心馬支持。
【リトルカントリー】今度は併走でハードに追い切った。これで力は出し切れるはずだし、外枠を引いたのもプラス材料。馬体もパワフルで勝ち負けの勝負出来る。
【ウインヴォルケーノ】前走は2番手の位置が取れたが、アッサリ抜け出しての勝利。位置取りさえ巧く行けば末脚でも上位の存在。強敵揃うが好位から迫る。
【エイシンテキサス】前走は2番手で折り合った点は評価したい。スピードでは1番だと思うが、前走のように折り合うと最後も確か。流れ次第では今度も際どい。
【コスモアモル】前走は1800mでのハイペース。度外視したいし、得意の距離だと差のない走りが出来る。56kgで定量に戻ったのもプラスするはず。要注意馬。
サンマルドライヴとリトルカントリーの初対決に注目。ウインヴォルケーノとエイシンテキサスが上位形成。コスモアモルが惑星。

 

【1日目】4月7日(土)
スプリングスター特選 サラ系3歳 3歳ー2組 1750m
佐賀桜花賞 サラ系3歳以上 B-2組 1400m

4月7日(土)の準メインはスプリングスター特選。3歳ー2組。1750m。12頭立て。 
【モダンクラシック】移籍後は4連勝決めた。逃げだけではないし、終いも脚使える点も高評価。メンバー的に今度も位置取れる。2番手だと崩れはない。中心。
【タガノロッソ】移籍後は13着。走りを見ても距離は欲しいタイプだし、最後は確実に伸びて来る。今度は1ゲートで展開もカギだが、巧く捌いて来るだろう。
【コパノメンデス】切れる末脚も見せており3連勝は立派。今度は初距離となるが、走りからも問題はなさそう。乗り込みも強化して意欲満々。好勝負出来そう。
【シアワセクル】崩れないタイプで、自在に動いているのは好印象。前走は2番手の位置が取れたが、モダンクラシックとは0.4秒差。力の差はなくチャンスある。
佐賀皐月賞の前哨戦で、1着馬に優先出走権。4連勝中モダンクラシックが中心評。好戦したタガノロッソとコパノメンデスが対抗勢力。シアワセクルも実力上位。

 

【2日目】4月8日(日)
肥前特選 サラ系3歳 3歳ー1組 1400m
春陽特別 サラ系3歳以上 B-1組 1750m
GRANDAME-JAPAN2018
第17回 ル・プランタン賞(ケイムホーム賞) サラ系3歳 3歳牝馬オープン 1800m

4月8日(日)のメインは第17回ル・プランタン賞(ケイムホーム賞)。3歳牝馬オープン。1800m。10頭立て。
【ミネオラチャン】若草賞3着・園田クイーンセレクション2着・園田ジュニアカップ3着と惜敗が続いている。力強い末脚で4角先頭に立つ積極的な走りも見せているし、佐賀のコースは合いそう。外枠引いて一気強襲する。主力抜擢。
【レコパンハロウィー】強烈な末脚で追い込んでの勝利は見事。1800mの距離は梅桜賞2着の実績もあり不安はないだろう。只、1ゲートで巧く立ち回れるか。
【アクアレジーナ】園田プリンセスカップ6着ではミネオラチャンに先着の実績。直前の菜の花特別6着は勝ち馬とは0.8秒差まで追い込んだ。上位の力はある。
【スリルトサスペンス】梅桜賞3着・園田クイーンセレクション3着。上記馬との差もないだけに、前の流れ次第ではチャンスある。堅実に絡んで来そうだ。
【エリザベスセーラ】若草賞5着と健闘した。この距離もこなせるし、崩れないのが魅力だ。追い切りも意欲的で地元の利もあるだろう。巧く外へ出せば。
【マイメン】佐賀若駒賞2着馬だし、小倉遠征で揉まれて力付けているはずだ。意欲的な追い切りで併走馬を振り切った。万全の態勢で臨めそうだ。
若草賞組が優勢で、再びミネオラチャンとレコパンハロウィーの直接対決。単穴ならばアクアレジーナが面白い。笠松代表スリルトサスペンスまでを上位有力視。
地元・佐賀代表はエリザベスセーラが筆頭だろう。小倉遠征から戻ってきたマイメンにも注目。

 

【3日目】4月12日(木)
ダイヤモンド特選 サラ系3歳以上 C1-1組 1400m
阿蘇山特別 サラ系3歳以上 A1・A2 1400m
おおぐま座特選 サラ系4歳以上 C2-2組 1750m

4月12日(木)のメイン阿蘇山特別。A1・A2。1400m。12頭立て。
【ウルトラカイザー】前走は遠征帰りの出走。勝ち馬は好敵手キョウワカイザーを相手に敗れるも、斤量面の負担を考えれば上等。
【キングプライド】はがくれ大賞典は引き離された2着であったが、3着コウザンゴールドを5馬身千切った走りは、負けて強し。
【テイケイネクサス】前走は3着に敗れはするも、先着馬ウルトラカイザー・キョウワカイザーを相手に好戦は立派だった。
【マサヤ】休み明けを2戦消化して、10着4着と上昇傾向にあり、昨年には吉野ヶ里記念を制した実績。調子は上向いている。
【ファンデルワールス】前走は先行して激しいペースに巻き込まれてしまう。前々走はテイケイネクサスと同タイムした実力。
ウルトラカイザーとキングプライドが首位争い激突する。続く勢力ではテイケイネクサスとマサヤが有力だろう。ファンデルワールスも注意したい。

 

【4日目】4月14日(土)
長崎街道常盤橋特選 サラ系3歳以上 C1-2組 1750m
六角川賞 サラ系3歳以上 A1・A2 2000m
花まつり特選 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m

4月14日(土)のメインは六角川賞。A1・A2。2000m。12頭立て。
【キョウワカイザー】前走は好敵手ウルトラカイザーをゴール直前で差し切った。はがくれ大賞典の敗戦を引きずる事なく、シッカリと巻き返した辺りは流石。1400m戦における自己ベストタイムを記録した。
【コウザンゴールド】今年のはがくれ大賞典は3着に敗れはするも、復調を予感させるものであった。事実、次走の開聞岳賞にて好調デリッツァリモーネを負かして完全復活を遂げている。
【デリッツァリモーネ】地元馬同士となれば、強敵馬が相手でも連対を外した事はない。今年の佐賀記念では、キョウワカイザーとコウザンゴールドに先着。相当なポテンシャルは、一線級とも遜色ない。
【キタサンシリーズ】Bクラスを連勝で突破して、A2へと昇級。今年の九州オールカマーでは、キョウワカイザーと小差するなど、格上挑戦する程の実力を持っていた。57kgの斤量を克服した事も収穫。
【シゲルクロマグロ】目下4連勝中と勢いではNo.1だろう。負かした2着馬も強豪揃いで、ハイレベルのレースを勝ち抜いてきている。課題は、生涯を通して初となる2000mを克服できるのかがポイント。
キョウワカイザーとコウザンゴールドの対決が注目を集める。続く勢力ではデリッツァリモーネ、キタサンシリーズ、シゲルクロマグロと好調馬ばかり。豪華なカードが顔を揃えた。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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