【開催見解】第3回佐賀競馬(5/5~13 重賞:佐賀スプリングカップ)

2018年5月4日

第3回佐賀競馬は5月5日(祝土)8日(火)12日(土)13日(日)の4日間で行います。

 

注目のレース【1日目】5月5日(祝土)

 

5月5日(祝土)のメインは英彦山賞。B-1組。1800m。11頭立て。
【オイカケマショウ】3戦目から連勝決めた。位置さえ取れば最後の脚で勝っているし、快勝と言える内容。今度は57Kgのハンデと枠順がカギもキッチリ捌く。
【トッケンドーナ】前走は積極的なレースで2着に食い込んだが、位置取りの差がそのまま着差に出た。上がりで負けてないし、前走以上の位置が取れると際どい。
【トモジャクール】3着に食い込んで末脚は見せたが、上記馬との差は大きかった。スタートがカギとなるが、今度は先行タイプも少ない。2番手だと差も詰まる。
【テイエムトッピモン】キッチリ脚は使っているのだが、届かぬシーンも多い。脚質的なものもあるし仕方ないが、メンバー的には闘い易くなっている。絡みも。
【ゼットウオリア】近2走は内枠でモマれる競馬。力を出し切れなかった印象だ。外枠だと積極的なレースが出来るし、今度は前々で競馬するだろう。変身注意。
連勝中オイカケマショウが中心だろう。好戦したトッケンドーナが対抗する。僅差でトモジャクール、テイエムトッピモンが圏内争い。伏兵ゼットウオリア見限れない。

 

【1日目】5月5日(祝土)

シャイニングスター特選 サラ系3歳 3歳-2組 900m
英彦山賞 サラ系3歳以上 B-1組 1800m
くすの栄橋賞 サラ系3歳 3歳-3組 1750m

 

5月5日(祝土)の準メインはシャイニングスター特選。3歳-2組。900m。12頭立て。
【ローザーブルー】佐賀900m戦は初めてだが、門別1000mの経験が豊富だし、スプリント戦にも対応出来るスピード馬。馬体も増えて好印象。果敢に行く。
【シアワセクル】最近は折り合いに専念しているが、行けば速い馬だし、上記ローザーブルーを負かした実績もある。外枠で不利もない。好勝負出来そうだ。
【ディストワルビー】900mは逃げ切った実績もあるし、得意の距離と言える。かなりのスピードも持っており、このメンバーでも逃げ・2番手可能。差はない。
【アサヒキリ】ポンと出るタイプではないが、スピードに乗ったあとは力強い脚を使う。やれない距離ではないと思えるし、スタート五分に出ると末脚で上位。
【ダイヤモンドセーラ】園田2勝馬。移籍初戦だが力の見劣りは感じない。この距離がどうかだが、園田デビュー戦820mは4番手に付いて行った。底力用心。
花吹雪賞馬ローザーブルーが復活Vを狙う。2組戦で好戦したシアワセクル、ディストワルビー。上位を形成するアサヒキリ。新勢力ダイヤモンドセーラに注目。

 

【2日目】5月8日(火)
鯱の門特選 サラ系3歳 3歳オープン 1800m
カーネーション特別 サラ系3歳以上 B-2組 1400m

 

5月8日(火)のメインはカーネーション特別。B-2組。1400m。12頭立て。
【エイシンテキサス】軽暖特別で3着とした前走。2着馬リトルカントリーとは同タイムでアタマ差及ばなかっただけ。先着馬不在なら。
【ウインヴォルケーノ】佐賀桜花賞では4着に敗れてはいるものの、序盤で折り合いを欠いていたので、直線で弾けなかったのは当然。
【パイロット】前走は4角で進路が窮屈になる不利を受けている。それでも、直線は脚を伸ばしてきている。スムーズなら差はない。
【ライムチェイサー】中間は左飛節炎によるアクシデントで順調さを欠く。勝ち馬オイカケマショウは後に連勝を決める程にハイレベルだった前走。
【ムーンパスラブ】2連勝と勢いでは優勢だろう。前走タイムでも有力馬とは遜色ない。佐賀コース1400mでは連対率4割の好成績。
底力上位エイシンテキサスが主役だろう。差がなくウインヴォルケーノ、パイロットが続く。実力上位ライムチェイサー。惑星ムーンパスラブ。

 

【3日目】5月12日(土)
筑後川特別 サラ系3歳以上 A1・A2 1400m
かに座特選 サラ系4歳以上 C2-2組 1800m
メイ特選 サラ系3歳以上 C1-1組 900m

 

5月12日(土)のメインは筑後川特別。A1・A2。1400m。12頭立て。
【シゲルクロマグロ】ひと息入れた前走はレース間隔が空いたせいか反応が鈍かった。しかし、勝ち馬アウヤンテプイとは小差なら上等。
【テイケイネクサス】4角4位通過も、直線が弾けなかった前走。それでも、近走は僅差ばかりの好戦続き。距離条件が戻って反撃。
【ランドオザリール】直線勝負に賭けた前走は、4角8位後方から5着追い上げで精一杯。連勝した実力馬だけに、立ち回り一つだろう。
【オウノミチ】北九州記念3着の実績を残している7歳馬。JRA3勝の底力を持ち、地方コースでも好成績。最大の惑星となる。
【ファンデルワールス】前走はシゲルクロマグロに小差続く4着と善戦した。優れたスピード能力を持っており、短距離路線で活躍中。
首位争い有力はシゲルクロマグロ。続く勢力ではテイケイネクサス、ランドオザリール。新勢力オウノミチに注目。伏兵はファンデルワールス。

 

【4日目】5月13日(日)
株式会社エフエム佐賀協賛 エフエム佐賀ツアー杯 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m
長崎街道木屋瀬宿特選 サラ系3歳以上 C1-2組 1750m
エフエム佐賀杯 第1回 佐賀スプリングカップ サラ系3歳以上 オープン 1800m

 

5月13日(日)のメインは第1回佐賀スプリングカップ。オープン。1800m。12頭立て。
【キングプライド】前走は3角リードして他馬を突き離す圧巻のパフォーマンス。2着馬キョウワカイザーを4馬身引き離した強さ。
【キョウワカイザー】今年のキングプライドとの対戦成績は4戦1勝3敗と負け越している近況。目標とする大舞台で雪辱を晴らす。
【ウルトラカイザー】名古屋・東海桜花賞では9着に敗れるも、スピードの速さは健在。佐賀1800m戦では連対率パーフェクトを誇る。
【デリッツァリモーネ】今回は3月以来、休み明けの出走となるが、好調馬コウザンゴールドとの死闘で2着。後続馬を6馬身引き離した。
【スーパーマックス】阪神・阪神大賞典GII以来で、地元戦は昨年の中島記念5着が最後。佐賀1800m戦のレコード保持者である。
足場を固めて地位を確立キングプライドが有力だろう。続く勢力では古豪キョウワカイザー、ウルトラカイザー。好調デリッツァリモーネ。4歳世代最強馬スーパーマックス。
記念すべき第1回佐賀スプリングカップの王者決定戦。豪華なカードが顔を揃えた。注意。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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