【開催見解】第23回佐賀競馬(3/23~31)
第23回佐賀競馬は3月23日(土)24日(日)26日(火)30日(土)31日(日)の6日間で行います。
※3月23日(土)は楽天競馬での佐賀競馬の発売はいたしません。
【2日目】3月24日(日)
ブライトスター特選 サラ系3歳 3歳ー2組 1400m
佐賀弥生賞 サラ系3歳以上 Bー1組 1800m
3月24日(日)のメインは佐賀弥生賞。Bー1組。1800m。11頭立て。
【イケノアサ】前走も巧好発馬で一旦控えて最後使った。勝ち馬は流石に強かったが、2着争いには加わったし、最後の脚も確か。好状態キープで今度は勝ち負け。
【モリデンサンバ】前走は大外枠も良かったが、徐々に位置を上げて[2]着に食い込んだ。切れる脚ではなかったが、そのぶん距離はほしいタイプだろう。好勝負。
【ムーンパスラブ】前走はスタートが全くだった。今度は大外枠でもあるし、押して位置取りに行くだろう。状態の落ち込みはないはず。好位置取れば絡んで来る。
【カンスタントリー】初戦から脚は見せたし、2戦目は更なる上積みも見込める。佐賀では抜群の戦歴だし、距離も問題ない。一発ありそうなムード。上位に迫る。
【スイングゴールド】前走は位置取りも悪かったが、今度はシッカリついて行くだろう。馬体も維持しており状態の落ち込みは感じない。前々で最後も使える。前走を好戦したイケノアサとモリデンサンバの再対決に注目。続く勢力ではムーンパスラブ、カンスタントリー、スイングゴ
ールド。
【3日目】3月26日(火)
SAGAジョッキーズグランプリ サラ系4歳以上 C2-2組 1800m
季春特選 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m
3月26日(火)のメインは季春特選。C2-1組。1400m。12頭立て。
【タイセイドライヴ】近走は特選で[5][3][4][4]着と安定した走りを続けている。[2]着馬カシノリクノオウとはコンマ2秒差なら上等だろう。
【スターダストライト】[5]着馬グローリーキングとはコンマ4秒差だった前走。前々走では有力タイセイドライヴとコンマ3秒差と互角。
【シゲルキュウリ】ゲートが一息でリズムを崩して大敗した前走。しかし、上り2位の脚力で浮上していたように、スムーズなら面白い。
【ギルダー】2開催休みを挟んだが、[2]着馬セクシイストリーとはコンマ3秒差の争いをしていた。叩き上昇で伸びしろ期待できそう。
【マイネルデインティ】勝ち馬クモノカヨイジが3連勝を達成した程のハイレベルの前走。その相手に[2]着好戦は立派。魅力がある。
タイセイドライヴが一歩リードしている。接近するのはスターダストライトとシゲルキュウリ。続く勢力ではギルダー、マイネルデインティ。
【4日目】3月30日(土)
マーチ特選 サラ系4歳以上 C1ー1組 1400m
志布志湾賞 サラ系3歳以上 A1・A2 1750m
3月30日(土)のメインは志布志湾賞。A1・A2。1750m。12頭立て。
【スーパージェット】前走の嘉瀬川賞では、はがくれ大賞典で[2]着と活躍したスーパーノヴァを敗っている。連勝も視野に入る。
【スーパーノヴァ】連覇を果たしたエイシンニシパに続く[2]着と好戦した前走はがくれ大賞典。近走[2][2]着と連対を外しておらず、好調持続。
【イッシンドウタイ】1月戦以来のレースとなるが、昨年10月九州大賞典ではスーパーノヴァ、スーパージェットに続く[3]着した実力。
【キングプライド】4開催休みを挟んだ前走は、流石に急ピッチの仕上げで、本来の実力を引き出せなかった。叩き良化型である。要注意。
【トッケンドーナ】前走は[4]着馬オイカケマショウに4馬身差遅れて入線。しかし、最近はマイル以上でパフォーマンスを上げてきている。中心はスーパージェットだろう。接近するのはスーパーノヴァ、イッシンドウタイ。デキ上昇するキングプライド。伏兵トッケンドーナ。
【5日目】3月31日(日)
長崎街道大村宿特選 サラ系4歳以上 C1-2組 1800m
佐賀スプリングダッシュ サラ系3歳以上 A1・A2 900m
3月31日(日)のメインは佐賀スプリングダッシュ。A1・A2。900m。9頭立て。
【ウルトラカイザー】勝ち馬セクシーボーイ55kgに対して、57kgの斤量で挑戦した前走は2馬身差で敗れる。しかし、内容は非常に強い。
【フォークローバー】昨年10月戦のスプリント戦では、レコードタイムにコンマ6秒と接近した好時計を叩き出している。前走はがくれ大賞典でも[3]着と好戦。
【セクシーボーイ】[2]着馬ウルトラカイザーとは違い、斤量面で2kg優遇されていたとは言え、2連勝を達成する程の好調さ。4戦連続して上り3位以内。
【ハクユウスターダム】転入初戦となった前走では、反応良く浮上して、[2]着馬ウルトラカイザーにクビ差まで接近していた。コース2度目で上昇。
【ヒカリマサムネ】2開催休みを挟んではいるが、気性が良いので鉄砲駆けが利く。昨年12月にはスプリント戦で[3]着に好戦したように適性は高い。中心はウルトラカイザーだろう。逆転候補はフォークローバー、セクシーボーイ。上昇期待できるハクユウスターダム。伏兵ヒカリマサムネ。
(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)