【開催見解】第1回浦和競馬(4/27~5/1)
平成27年度第1回浦和開催は4月27日(月)~5月1日(金)の5日間開催で全60鞍。
初日のメインは「芝桜特別」1600メートル
前走は超Hペースの流れになってしまい12着惨敗のポッドアレットだが、先行力の生きる浦和千六でスンナリ行ければ巻き返しは十分。時計の出る馬場状態だったとはいえ、追い切りも圧巻だっただけに、人気落ちした今回が妙味。シゲルオオカミザもだいぶ復調した感じで、インフォーマーも前走以上は間違いないと言えるデキ。この3頭を絡めた馬券で勝負してみたい。
2日目のメインは「プリムローズ賞」1400メートル
断然の1番人気でもリアライズリンクスには逆らえない。問題は相手だが、4走前の新春特別3着、前走地元戦3着の内容を評価してスマートジョーカーが本線。
少頭数でもリアライズリンクスの作る流れは遅くならないとみて穴候補はアイディンパワー。叩き2戦目で千四までなら許容範囲の印象で狙い目はある。
3日目のメインは「第53回 しらさぎ賞(S3)」1400メートル
2強対決といっていいだろう。ただし、1番手は転入2戦目のマーチャンテイマー。転入初戦でも力のあるところは十分示しており、叩いた上積みも十分。
問題は千四という点だが、前走の内容とこのメンバー構成であれば問題ないだろう。もう1頭の注目馬は今年初戦のノットオーソリティ。
ロジータ記念、シンデレラマイルがともに圧巻の勝ちっぷりで、この条件も3歳時にユングフラウ賞を制覇と条件的には悪くない。
仕上がり具合が焦点になってくるが、能力通りなら勝ち負けしていいはず。
4日目のメインは「卯月特別」1600メートル
ひと息後でもノースカルロスに注目。同型が多く揃っているが、その中でも同馬のスピードが1枚上の印象で、千六も4走前の内容から問題なし。あとは枠順しだいだろう。穴で狙いたいのは浦和中心のローテに好感が持てるロイヤルトリニティ。
5日目のメインは「ライラック特別」1500メートル
軌道に乗ってきた感のあるマサヤから入りたい。前走は実力馬レガルスイにコンマ0秒差の2着惜敗。浦和適性も[0210]と申し分なく、
この顔ぶれなら頭で勝負できる。好調馬ビッグショット、ショウナンガラシャ。千五はどうかも自己条件なら力上位のエールドランジュが相手候補。
文 日刊競馬 津田英憲