【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想（4/27 しらさぎ賞）
【4/27 浦和 しらさぎ賞】
｢実績重視でララベル◎｣
昨年の３歳最優秀牝馬で選出されたララベル。東京シンデレラマイル２着以来の出走になるが、放牧を挟んでここを目標に乗り込まれ、万全ではないものの仕上がった。
浦和コースは昨年の桜花賞で経験しているし、距離は幅広くこなせるだけに問題はない。鞍上に吉原騎手を迎え、休み明けを割り引いても実績上位は明らかでここは当然勝ち負けになる。
園田から出走してくるのがトーコーヴィーナス。昨年の桜花賞とロジータ記念ではララベルの２着。コース実績、長距離輸送を経験しているのは強味だし、先行力があり逃げ切りまで期待できる。同型のエールドランジュの存在は気になるが、エールドランジュよりも内枠を引けただけに、更に期待も膨らむ。
まだここでは格下の存在だが、３連勝と充実著しいのがフィーリンググー。Ｂ級ではあるが、牡馬の強豪相手に３連勝は高く評価できるし、相手なりのタイプだけに52キロの軽量を生かして上位食い込みを狙う。
前哨戦を３着に好走し、復調気配なのがスターローズ。昨年のユングフラウ賞の優勝馬で、桜花賞こそ凡走したが、東京プリンセス賞では２着、ララベルに先着している。トーコーヴィーナスとエールドランジュがハナを譲らず、ペースが速くなればこの馬の差し脚が生きるはず。
同じく決め手勝負なら台頭してくるのがクラカルメン。前走のマリーンＣ７着は度外視。フィーリンググーの３着だった前々走の走りから復調しているのは確かで、ベストの浦和1400メートル戦で狙ってみたい。
◎ララベル
○トーコーヴィーナス
▲フィーリンググー
△スターローズ
△クラカルメン
(勝馬 山形宗久)
