【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(11/22 浦和記念[Jpn2])
「2戦2勝の距離2000でストロングサウザー中心」
G1チャンピオンズカップが間近にあり、例年、JRA勢が手薄になる当レース。過去2年は地方勢が勝利しており、昨年の勝ち馬ハッピースプリント、一昨年の勝ち馬サミットストーンが今年も揃って参戦。ただ、2頭とも復調に手間取っている感じで絶好調とはいえないだけに、今年はJRA勢優位の見立て。
ストロングサウザーは2月の佐賀記念、7月のマーキュリーカップと2000メートルの交流重賞を2勝。今回の条件は間違いなく合っており、揉まれ弱い点があるので大外枠に入ったのも好都合。秋2戦目で本来の力発揮なら主役の座に。
ケイティブレイブは前走の白山大賞典で同斤量のストロングサウザー(3着)に1馬身半差をつけて完勝。5月の兵庫チャンピオンシップを圧勝、7月のジャパンダートダービー、8月のレパードSで連続2着の内容からも、3歳トップクラスの能力を持っている。小回りの地方競馬向きの機動力を武器に再び古馬を撃破し、重賞連勝も十分。
メイショウヒコボシは重賞初挑戦だった前走のみやこSで直線で挟まれる不利がありながら掲示板を確保。ここにきて力をつけており、注目の地方のダートグレード競走初参戦。
クリソライトのJBCクラシックはスタートがあまり良くなく、それで先団に取り付くためにテンに脚を使ってしまった。韓国遠征帰りの影響もあったのかも。実績、能力は上位、相手関係緩和で見直しを。
ハッピースプリントは昨年の当レースの勝ち馬。勿論、連覇を期待したいところなのだが、どうも状態が良くなってこない。今回は昨年のフェブラリーS以来となる吉原騎手の手綱。何とか復活してほしい。
◎ストロングサウザー
○ケイティブレイブ
▲メイショウヒコボシ
△クリソライト
△ハッピースプリント
(ケイバブック 木村 悟)