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【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(1/18 ニューイヤーカップ)

2017年1月17日

ニューイヤーカップの予想見解

 

「力量上位ヒガシウィルウィンの走りに注目」

 サンライズカップを制し、挑んだ北海道2歳優駿ではエピカリスに大きく離されはしたが2着を確保して見せたヒガシウィルウィン。初めての左回り、初めての長距離輸送となった全日本2歳優駿は4着なら悪くない。今回から船橋に転入したが、仕上げは進んでおり、鞍上に森騎手を迎えた。確かに浦和向きの脚質ではないが、ここでは力量上位の存在で、正直負けられないところ。

 そのヒガシウィルウィンを栄冠賞で破っているのがバンドオンザラン。その後もイノセントカップを制しているようにベストは短距離戦だが、小回りの浦和ならコーナーコーナーで息が入り、1600mも克服可能と見た。

 浦和転入後2連勝して挑んだ東京2歳優駿牝馬では、本来の先行策ではなく、追い込んで3着に善戦したアンジュジョリーも侮れない。牡馬が相手でも力量的に見劣りはしないし、うまく流れに乗れれば好勝負に持ち込める。

 中央から転入初戦で、脚質的に浦和向きではないカンムルは、中央1勝馬だけに侮れないし、新馬戦こそ2着に敗れたが、その後3連勝中なのがブラウンレガート。前走は川崎に遠征して左回りを克服しており、この枠からポンと行ければ4連勝で重賞制覇も有り得る。同じく大井から挑戦してきたサイバーエレキングは、2走前に川崎で勝って左回りは克服済みだし、前走ハイセイコー記念で3着に善戦したように更に力をつけている。地元のサヴァアルジャンは、デビューから1度も掲示板を外していない堅実派。相手なりのタイプで、ここに入っても差のない競馬ができる。

 

◎ヒガシウィルウィン

○バンドオンザラン

▲アンジュジョリー

△カンムル

△ブラウンレガート

△ サイバーエレキング

△ サヴァアルジャン

 

(勝馬 山形宗久)

 

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