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【開催見解】第6回浦和競馬(10/16~20 重賞:埼玉新聞栄冠賞)

2017年10月15日

平成29年度組合営第6回の浦和競馬は10月16日~20日の5日間開催。

 

初日のメインは「錦秋特別」 B3一組 1400メートル

 ヘビデューティーは地元船橋よりは小回りの川崎・浦和向きの印象で、1400メートルもこれまで通算4勝の実績。前走大敗は一過性のものと納得して、ここでは軽くは扱えないか。
 3走前の浦和1400メートルの勝ちっぷりがよかったリンゴカンも、そのレースのをみてのとおり地元より浦和コースがベター。自分の形で競馬ができれば、ここも好勝負になりそうだ。
 地元勢では格上げでもエイシンシンタが争覇圏。ナガラフライトは近走短距離照準だけに、距離がカギだろう。

 

2日目のメインは「神無月特別」B2二組 1600メートル

 アップドラフトは地元の川崎をパスしてこの浦和へ照準。ここまで〔8111〕の好成績で、現在はC1→B3→B2を3連勝中と勢いも十分。浦和コースも得意で、大外枠でも引かないかぎりは信頼度が高そうだ。
 サンタレジーナは前走JRA交流で2着と好走。今季好調は間違いなく、1600メートルへの距離延長も不安がない。
 トゥモローウィングも前走は叩き一変の2着だが、これまでの実績からB2ならいつでも好走可能。前走を出遅れと割り切れば、連闘で地元に戻るジョーウォルターの巻き返し。イエアオブクイーンも転入後勝ち星ないが、JRA実績からB2なら勝てる能力はありそうだ。

 

3日目のメインは「埼玉新聞栄冠賞」 SIII 1900メートル 
 年間通して数多くは行われない1900メートルでの伝統の重賞戦。距離適性に加えて、コーナーを6回をうまく立ち回る機動力も要求される。

 登録メンバーをみてひと言「混戦」模様。狙い目は転入2戦目ディアドムスか。初戦の東京記念は6着と敗れてしまったが、2歳時北海道2歳優駿→全日本2歳優駿連勝、今年も3月の中山「マーチステークス」でインカンテーションの0秒6差の実績は最上位。まだ5歳と老け込む年齢でもないだろう。
 オウマタイムも4歳以降は少し低迷を味わったが、今年はだいぶ立ち直ってきている印象はある。スムーズに折り合えれば、久々の重賞制覇も可能か。
 3歳のカンムルは戸塚記念を快勝して勢いにのっているが、古馬との対戦ではA2下一戦8着の3走前からどのくらいの成長があるかが焦点。
 浦和1900メートルの適性の高さをみればタイムズアローだが、4カ月ぶりの9歳馬。気配重視になるのは当然か。セイスコーピオンも休み明け、さらには同馬は初コースもカギ。浦和適性自体は高いポイントプラスが、距離をこなせば穴目か。
 
4日目のメインは「けやき賞」 A2下 1400メートル

 地元のフォクスホール、ワイルドダラーの争いとみる。前者は3走前に準重賞プラチナカップ(A2下)勝ちのある4歳成長株。父ホールウォーカーだけでなく、母オレンジスカイも浦和に在籍していたことのある縁の血統だけに、今後のさらなる活躍が楽しみ。後者もJRAから移籍後4連勝を決めた快速馬。今回がA2初戦となるが、これまでの勝ちっぷりからも壁になるとは思えない。
 割って入れば大井のサニーデイズか。前4戦A2下で好勝負を続けており、左回りコースもJRA在籍時に好成績を残している。船橋のオーズも前走でA2下で一応のメドはたてていて、距離1400メートルも守備範囲。

 

5日目のメインは「オパール特別」 B2三組  1400メートル

 休み明けになるラブジャックだが、ここまで通算18戦12勝、前走B2下1400メートルで7馬身差圧勝の能力はここでは上位。まず普通に臨戦態勢さえ整っていれば、初戦から勝ち負けだろう。
 同じく休み明けになるオーバークロックも、前々走この浦和1400メートルで好タイム勝ちの記録で、B2昇格も気にする内容ではない。こちらも仕上がりよければ初戦から好勝負可能だ。
 前開催B2下1400メートルで1着トーセンペンタゴン、同3着ファビンも争覇圏で、同5着のエースヴィクトリアも叩いた上積みは見込めるか。フィットも1400メートルまでは守備範囲。

 

文 日刊競馬 鎌田智也

 

 

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