【開催見解】第8回浦和競馬(12/18~22 重賞:ゴールドカップ)

2017年12月17日

 今回の浦和競馬は12月18日(月)から12月22日(金)まで5日間。20日(水)に第55回ゴールドカップ(S2)が行われます。

 

 初日のメインレースはシクラメン特別がB3三組、距離1600メートルで行われます。

地元勢からはクラス慣れが見込めるエイシンシンタ、転入後3、3着のナムラアヴィ、3歳の素質馬パフュームクラスタ。遠征馬は船橋の小回り巧者サーベイヤー、フロイデシューネルがスピード的に注目。傑出馬が不在の一戦で混戦模様と言えるでしょう。

 

 2日目のメインレースは武州賞がA2下選抜、距離1900メートルで行われます。

 この条件にしては珍しい長距離戦で適性が重要視されますが、前回B1下の当距離を勝ち上がったのが船橋のクインザヒーロー。乗り難しい面を抱えるだけに再び手綱を取った中野騎手と息が合うようです。ここは意外にメンバーが手薄なだけにもう一丁あります。地元勢では芝路線ながら最近は長目の距離も経験してきたトーセンラーク、バテない強味を生かせば大井のポッドジョイの台頭がありそうです。

 

 3日目のメインレースは第55回ゴールドカップ(S2)が距離1400メートルで行われます。

 第46回から昨年まで1500メートルで行われていましたが、今年から距離が変更になりました。短距離路線でお馴染みの馬が集まりましたが、優先権があるのはJBCスプリント5着、東京盃1着の船橋キタサンミカヅキ、トライアルを勝ったサニーデイズ。実績馬のソルテ、ケイアイレオーネもスタンバイしており、参戦に漕ぎ着ければ上位争いが期待できます。

 

 4日目のメインレースはしらこばと賞がB1二組、B2一組、距離1400メートルで行われます。

 徹底先行型の地元ジュンサザンクロス、当距離得意のビットアリエス、遠征馬では浦和に実績のある船橋センペンバンカ、大井ノーフォロワー。近走は案外も船橋ラガッソの巻き返しも十分ありそうな組み合わせ。力の拮抗した組み合わせで激戦必至でしょう。

 

 5日目のメインレースは師走特別がB2二組、距離1500メートルで行われます。

 JRAからの転入馬クリスタルタイソンは元一千万条件。格付け有利は明らかでスピードタイプの同馬に条件も最適。イキナリから期待できます。トゥモローウィングは船橋遠征で崩れましたが、地元のこの条件は勝っているので見直しが必要でしょう。目下絶好調のニシノマリーナも当然勝ち負けの圏内で好調な地元勢に割って入るのは船橋のマルヒロナッツオー、タネホカホカあたりでしょう。

 

(出走予定馬は12月16日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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