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【開催見解】第9回浦和競馬(1/9~12 重賞:ニューイヤーカップ)

2018年1月8日

 1月9日(火)から12日(金)までの浦和開催は、10日(水)に行われる今年初めての3歳重賞ニューイヤーカップがメインレース。このレースは3年前の優勝馬ラッキープリンスがその後東京ダービーを制し、2年前の2着馬タービーランスはその後羽田盃を制し、昨年の優勝馬ヒガシウィルウィンは東京ダービー、ジャパンダートダービーを制して2冠に輝いている。今年のクラシックを占う上で重要なレースとなり、注目の一戦だ。
 
 9日(火)のメインレースはガーネット特別(B3二組 1500メートル)。ここはハウライトが中心になる。B2に格上げ初戦となった前走では勝ち切れなかったが3着に善戦。年が明けてB3に降級になり相手関係が楽になった。ここは巻き返す。休み明けの2走前を快勝したが、前走はその反動か7着に敗れたサンガッロは、前走は少し太目だったことも敗因のひとつか。絞れてくれば上位争いに加われる器で、見直しが必要だ。あとは中央から転入後徐々に走りが良化しているナムラアヴィ、元中央2勝馬ダイメイリシャールも同じく良化しておりその走りに注目したい。穴なら地元大井で4着に好走したマイネルグルマンが左回りで一発がありそう。
 
 10日(水)のメインレースは第61回ニューイヤーカップ(3歳オープン SIII 1600メートル)。ここはハセノパイロが中心になる。近年で一番レベルが高かったと思われる全日本2歳優駿で、中央馬相手に3着に善戦。中央馬相手に真っ向から勝負しての3着で、これは高く評価できる。昨年このレースを制したヒガシウィルウィンと同じく佐藤賢二厩舎所属で、今年のクラシック戦線でも活躍が期待できる器だ。相手は道営からの転入初戦になるが、イノセントカップ、サンライズカップと重賞を2勝しているヤマノファイト。乗り込み量は豊富で、仕上げは進んでおり、力を出せる状態にある。大井のクロスケは、前走58キロの斤量を背負いながら2着に好走。浦和コースを経験した強味があり、今回は定量戦で56キロで走れるのは有利。あとは終い一手ではあるが、決め手あるトーセンブル、元中央1勝馬で、転入初戦を快勝したレベルスリー、単騎の逃げが見込めそうなセイヴェルビットを押えておきたい。
 
 11日(木)のメインレースは新春賞(A2下 ハンデ 1400メートル)。ここは好メンバーが揃って難解だ。昨年のプラチナカップを勝ち、2走前にまがたま賞2着の実績からフォクスホールが中心。勝ち切れない面はあるが走りは堅実、大崩れはない。トーセンミッションは出遅れ癖があり、スタートが課題だが、このクラスで勝ち負けできる器、巻き返しは可能だ。明けて8歳になるがスティレットは侮れない。前々で捌ける器用さがあり、この距離もこなせるはず。休み明けでもスピード上位のコスモフットライト、復調気配のノースカルロス、浦和得意なナガラキコウシ、休み明けが狙い目のバーンザワールドあたりにも注意が必要だし、コース2度目キタノヘイロー、素質高いサトノアビリティにもチャンスはある。

 
 12日(金)のメインレースは睦月特別(B2一組 1600メートル)。ここはトーセンペンタゴンが人気を集めそうだが、1600メートルでの連対がなく、距離克服が課題になる。それならここ一連の成績が安定しているトンドゥアモールの方が面白いかもしれない。強敵相手に善戦が続いており、相手強化だが崩れることはなさそう。浦和巧者ラガッソ、川崎でB1下を勝って連闘のマサノジェット、決め手上位ナックトゥーレ、未勝利馬だが相手なりの走りができるマヤノオラティオあたりが相手になる。あとはこの開催積極的に遠征してきている大井勢のエイハイムやノーフォロワーにも注意したい。
   

(勝馬 山形宗久)

 

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