【開催見解】第12回浦和競馬(2/11~15 重賞:ユングフラウ賞)

2019年2月10日

 

 初日のメインレースは建国記念の日特別。A2とB1の混合戦で距離は1400メートル。まず注目したいのはストロングハート。交流重賞のエーデルワイス賞Vの実績は光るし、東京2歳優駿牝馬でも2着があるほど。昨年の牝馬クラシック戦線でも大きな崩れを見せなかったし、休み明けの前走はオープンでも4着。成長分を差し引いてもやや太かっただけに上積みは大きいはずだし、条件緩和のここは力が入る1戦。ハクサンベルは浦和1400メートルに的を絞ったローテで近2戦は2着、2着と安定している。先行しても差してもいいタイプで、時計勝負にも対応可能。渋馬場が残れば更に持ち味を生かせるはず。ジーケーワンは勝った前走の内容を含めて1400メートルがベスト。条件は上がっているが、浦和は得意としているだけに全く見劣る印象はない。11月以来の実戦となるシークレットアリアだが、間隔が開いても力は出せるタイプ。ここに入ってもスピード上位の存在だし、道悪ならおそらく前が有利な馬場。逃げ切りの可能性もありそうだ。同じく一息入っているファイヤープリンスも仕上がり次第では勝ち負けできる力があるし、持ち直してきたバーンザワールド、やや相手が楽になって出番がありそうなシャドウチェイサーといった辺りにも注目したい。

 

 2日目のメインレースは初音特別。B2とB3の混合戦で距離は1400メートル。移籍初戦2着と好走のフェンドオフは中央では新馬と500万でVがある馬で、まだキャリア7戦。まだまだ良化の余地を残しているし、浦和1400メートルが向くかは微妙なところだが、この組み合わせなら力が一枚違う印象を受ける。順調にいけば将来的にはオープンを目指せる素材。先週の大井でB2下交流を勝ったサンダーマックスは連闘で連勝を狙う。反動皆無で更に上昇気配だし、浦和1400メートルでも全く割り引く必要はない。渋った馬場も歓迎のタイプ。オーサムロードは10月に復帰後使いつつ徐々に状態を上げている。ここ2戦は1500メートルだったが、元々短距離向きのタイプだけに距離短縮はプラスに働くし、展開ひとつで好勝負に持ち込める。ハルクは連闘で挑んだ前走Vだが、疲れは全く見られない。2走前は2着だったが、これは不利な浦和1600メートルで大外だっただけに価値のあるもの。コース適性は高いし、移籍後も安定した走りを続けているだけにB2下でも互角以上の競馬ができそうだ。一息入っていた前走は惨敗だったバルミーゴーラだが、能力的には大差なく、浦和1400メートルでは快勝の記録がある。太目の馬体も絞れてくるはずで一変の可能性を秘めている。休養効果で立ち直ったブラウンアニマートも元々力がある馬だけに再度好戦を期待する手は十分だ。

 

3日目のメインレースは桜花賞トライアルのユングフラウ賞。3歳牝馬による1戦で距離は1400メートル。デビューから一方的な内容で3連勝と大物感が漂うシントーアサヒが重賞の舞台に駒を進めてきた。時計的にも文句なしだし、ここに入ってもスピードが抜けている印象。初コースだが、浦和1400メートルならより持ち味が生きるはず。ここも突破で一気に本番の主役候補となりそうだ。当面の相手はホウショウレイル。デビューからの3連勝は何れも2秒以上千切り圧倒的な内容。1番人気に推されたローレル賞では5着に敗れたが、これは初コースで初めて番手からの競馬になった影響。必勝を期した前走では出遅れて惨敗もあり得たケースだったが、勝負処から一気にスパートしてV。辛勝だったが、気性面での成長は大きいし、地元の利があるのは大きい。大井に移籍して初戦となるスティールティアラは新馬で大差勝ちしたあとは一貫して重賞路線を歩んでいるが、それでも着外なしと安定した走りを続けている点は評価できる。番手の競馬にも対応可能だから、初物尽くしでも割り引く必要はないだろう。桃花賞の勝ちっぷりが鮮やかだったゼットパッションはこれまで4戦3勝。血統面の裏付けがあり、大型馬だけにまだまだ成長が見込める素材。更に相手は上がっているが、不安よりも期待の方が遥かに上回る。牡馬相手のニューイヤーカップをひと捲りで勝ち切ったトーセンガーネットも当然有力。平和賞では2着だったが、交流重賞の兵庫ジュニアグランプリでは4着に健闘したし、牝馬同士なら能力は上位にランク。いかにも本番向きといった印象で1400メートルへの対応がポイントになるが、早目に動けるようなら連勝の可能性は十分。その他では東京2歳優駿牝馬2、3着ラブミーピンクとマルパソの反撃にも注意したい。

 

 4日目のメインレースは如月特別。クラスはA2下で距離は2000メートル。まず取り上げたいのはロードシャリオ。再三1600万でも接戦を演じており、力的にはオープン級のものがある。中~長距離タイプでこの舞台の適性も高そうだし、脚質的にも小回りなら持ち味を十分に生かせるはずだ。前走は思わぬ大敗だったが、ロジータ記念を制したクロスウィンドも見直しが必要。道営時には王冠賞を制しており、牡馬相手でも全く見劣る印象はないし、距離延長もプラス材料。ゆったり自分のペースを保てれば反撃できるだろう。前走が見せ場十分だったドラゴンシュバリエはここへきてようやく良化気配。中央では1600万まで出世した馬だし、距離延長で競馬もしやすくなるはず。再度浦和狙いのローテーションにも好感が持てる。前走できっちり軌道修正のゾンネンブルーメも元々は素質を評価されていた馬。多少脆さがあるのは事実だが、自分の形に持ち込めればA2下でも十分に通用するはず。浦和では3走前に9馬身差で圧勝している。移籍初戦となるトーセンブレイヴだが、小久保厩舎だから仕上げに抜かりはないし、条件的にはやや厳しいものの距離適性の高さでは一歩もヒケを取らない。前走は重賞挑戦で案外だったジャーニーマンだが、オープン特別でVの実績があるし、自己条件なら黙っていないだろう。

 

 5日目のメインレースは梅見月特別。B1とB2の混合戦で距離は1600メートル。主役となるのはサーヒューストン。移籍後は7戦して馬券圏内を外していないし、特にここ2戦は好時計で連勝だからひと皮剥けた印象がある。展開にも左右されないタイプだし、信頼度は高い。休み明けで半信半疑だった前走だが、それでも連対を確保したリネンスカッシュも力量は確か。休養前にはB2下交流でVがあるし、A2下でも3着がある。馬体が減っていた点はやや気になるが、元々は叩き良化型。引き続きB1下の条件なら好勝負だろう。末脚確かなコスモオペラにも注目したい。脚質から勝ち切れない面があるのは事実だが、近走の内容からも状態は高いレベルで安定。コースも2度目だし、前が引っ張る流れならチャンスはありそうだ。左回りの適性高いウッドランズは引き続き左回りに的を絞ったローテ。このクラスでも通用のメドはついているし、今回は強力な同型が不在。逃げに拘ればそのまま押し切るシーンまでありそう。移籍初戦の前走は案外だったコンドルヒデオだが、これはスタートで躓いた影響が大きかった。中央1000万からの移籍で力は楽に通用するだけに一変があっても驚けない。ステラライトも素質は互角。前走はやや中途半端な競馬になってしまったが、ハナを主張すれば巻き返しの可能性はある。軽量だったが、2走前にA2下でVがあるタッチライフも十分圏内だろう。

 

(勝馬 小栗 啓裕)

 

勝馬

 

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