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【開催見解】第1回名古屋競馬(4/9~12 重賞:東海桜花賞)

2019年4月8日

 平成31年度第1回名古屋競馬は4月9日(火)から12日(金)の4日間、「東海桜花賞シリーズ」が行われます。では、初日からメイン競走を紹介していきましょう。なお、今週と来週は連続開催ということで、今開催は各クラスとも賞金順の編成で、勝ち組も入着組も組まれていません。また、開催前に編成替えもあり、降級馬も出ています。

 

 初日はB-1組の『おひつじ座特別』(1600m)。ホウライフリートが回避したことで、主役を務めそうなのはジューンシェイカー。当地で(8342)という成績が物語るように、とにかく手堅い。正月開催の尾張名古屋杯3着、すでに現級のB-1特別も1、2着と優秀。距離も1400mから1800mまで結果を残しているようにオールマイティです。強敵となるのは復活成ったメモリーメディア。こちらも2月に戦列に復帰してからは2、2、1、2着。順調にローテを組めるように脚元の具合も気にならない程度に回復しています。2、3歳時は重賞路線を歩んだエリートだけにこのまま波に乗りたいところ。他では同じ4歳馬のキーポジションや掲示板を外すことは少ないサウスクイーンでしょうか。

 

 2日目はA-3組の『クレマチス特別』(1400m)。中央復帰を挟んで当地(8200)のアイファーウタオーが1番人気に推されそう。以前と比べると跳びの硬さを抱えならもこの成績を残しているのですから、やはり地力は相当。スピードを生かせる距離も有利。ヴェゼールは移籍初戦でアイファーウタオーには完敗していますが、その開催は逃げ馬天国の馬場状態だったので、そこまで力の開きがあるとは思えませんし、格では中央3勝で上のはず。前走勝ちで弾みがついており、リベンジまで。マコトハインケルは4歳の若さが魅力で、どんな競馬もできるのが強み。他では実力馬ダイゴマサムネあたりでしょうか。

 

 3日目は今シリーズのメインでもある『第59回東海桜花賞』(全国地方交流・1400m)。名古屋でももっとも歴史のある名物重賞で、過去には中京の芝2000mで行われていました。今は5月のJpn3・かきつばた記念のトライアルとなっています。遠征馬は3頭ですが。実績的にはバンドオンザラン。一昨年、大井の3歳重賞・優駿スプリント勝ち。また、3走前にも浦和のゴールドカップ2着と南関東きってのスプリンター。ローテーション的にもいい感じです。キクノステラはなんといっても3走前のJpn3・兵庫ゴールドトロフィーの3着が光ります。黒船賞は馬場にも泣かされましたが、地方馬同士なら勝ち負けでしょう。迎え撃つ地元勢は実績的にはサンデンバロンとポルタディソーニ。ただ、前者は連戦のツケが溜まっている印象も。ならば馬力が回復してきて、春秋の走りがいい後者か。他には前走オープン勝ちのメモリートニック、黒船賞は取り消しも、立て直してきた笠松ストーミーワンダーなど。本番に向けてどんな戦いになるのか楽しみです。

 

 4日目はA-2組の『山桜特別』(1400m)。重賞ウイナーから昇り馬まで、なかなか多彩な顔ぶれで混戦模様。前走で見せ場を作った実績馬エイシンテキサスは距離が最大の魅力。ユーセイスラッガーも集中力の持続という点では短距離のほうが現状では合っているかもしれません。牝馬オープンのコスモス賞で2着があるマダムアルディ、笠松カイシュウキリシマは2回目の名古屋出張でどこまで。4組と3組特別を連勝中のビターレの勢いも侮れません。距離を克服すればマントン、ストリートスマートの竹下直勢も可能性は十分。新春盃勝ちのオールージュもいます。大穴ではここ目標のテイエムアニマンテなどなど。本命党から穴党まで楽しめる一戦となりそうです。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

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