【開催見解】金沢競馬 県営第2回[通算第2回]前半 (4/9)

2019年4月8日

 2019年度・第2回の金沢競馬は、4月9日(火)、14日(日)、16日(火)の変則3日間。ここでは前半週9日(火)の展望を。

 

 9日(火)のメイン11Rは「楽天競馬スマホ版オッズ投票リニューアル賞」(A2-1・1700m)

 

 1番 ルクナバード 松戸政也

 2番 ハルヲヨブオンナ 藤田弘治

 3番 キュアホリデー ▲兼子千央

 4番 ヒデサンイーグル 平瀬城久

 5番 オイヌサマ 青柳正義

 

 前開催から連闘の日程だけに半数以上が回避して少頭数だが、同じ5頭立ての先週A1-1(1500m)が人気馬の逃げ競りで3連単万馬券決着。思わぬ展開になると自動的に伏兵が浮上する怖さがある。まして全馬が今季馬券圏外の組合せ。距離と展開がポイントか。

 そんな中でも去勢・休養明けの今季4着→4着と唯一上位争いに絡んでいるのがヒデサンイーグル。前々走1700mは3~4角で動いて甘くなり、前走1500mは差し遅れた格好だが、勝利近しの内容。相手も距離も絶好で優勢は間違いないここで決めたいところ。

 強力な先行タイプが見当たらない点でオイヌサマに注目。今春、見た目の気配は決して悪くないが、元々気性的に逃げてこそ。自分の競馬ができないメンバーも11着→8着の要因だけに、ここは一変の余地あり。もちろん地力・実績的には最上位。

 開幕戦が見せ場なく終わったハルヲヨブオンナだが、前開催をパスして今回の方が攻めている。上積みが見込める上に条件もグンと楽になっており、変わっていいはずだ。

 キュアホリデー、ルクナバードは気性的にスンナリの展開が理想。距離自体は苦にしないタイプでもあり、少頭数だと軽視はできない。

 

 最終12Rには「曳山奉幣祭特別」(A2-2・1500m)が組まれている。

 充実の気配でもあるマルカンベルガーとトーセンエポナの激突。スタートで大きく遅れなければ底を見せていないマルカンベルガーが優勢と見る。ただ、前回1700mから距離短縮や頭数減、先行馬減で大きく変わってきそうな馬にも警戒を。該当はレヴェナント、ディターミネイトで、共に昨季の走りなら勝ち負けも不思議ない存在。気ムラな一発快走型アウズの激走も可能性十分。

 

 また、9Rには「JRA交流 能登禄剛崎賞」(3歳・1500m)も行われる。前開催の3歳JRA交流は地元のサノオーソが鮮やかに差し切り。今回のJRA勢もさほど強調できる存在も見当たらない。残念ながら地元の出走は2頭だが、雄大な馬体で潜在能力は高いスパンブリーの走りには注目。JRA勢ではフライトストリーム、ヒルノベルゲン、サトノサイベリーが上位候補。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

 

金沢 カナザワ

 

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