【開催見解】金沢競馬 県営第2回[通算第2回]後半(4/14・16)

2019年4月13日

 2019年度・第2回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、4月14日(日)、16日(火)。

 

 14日(日)のメイン10Rは「楽天競馬で、もらってうれしいが貯まる特別」(B2-1・1700m)

 1番 ベルウッドタマド 堀場裕充

 2番 ハートブレイク 栗原大河

 3番 ナリタノヘア 青柳正義

 4番 フクノベルサイユ 沖静男

 5番 ライフトップガン 藤田弘治

 6番 スイスピリッツ 中島龍也

 7番 サンキューゴッド 柴田勇真

 8番 マローネアイ 葛山晃平

 9番 メイショウフレイヤ 鈴木太一

 10番 デルマイヨマンテ 吉原寛人

 11番 ニューヨーカー 松戸政也

 12番 フジノナデシコ 米倉知

 

 B2級では珍しい1700mのフルゲート。距離適性と展開が大きなポイントになりそうだが、地力のある馬が揃って、なかなか絞り切れない一戦。

 転入後3戦して2着→1着→1着のフジノナデシコは中央1勝・500万下3着や入着は1700m以上。本来このクラスや距離は全く苦にならない馬だ。使いつつ体も締まって走力を上げているし、何よりゲートでの態勢が悪くて出遅れてもマクり切った前走勝ちが圧巻。通常不利な大外枠も、あまりテンに動けない本馬にとっては好都合。崩れる要素なし。

 前走は入場後に落馬・放馬もありながら前走を勝ったメイショウフレイヤも力的には上位だが、こちらは気性的に距離延長は微妙で、スンナリ先行してペースを落とせるかが鍵に。開幕戦B2を快勝したスイスピリッツは、中央時ダート1800mで4着なら距離は苦にしないはずで、底を見せていない点も魅力。違う条件や競馬でも今季2着→2着と成長を見せるサンキューゴッドも今なら上位争い必至。ズブさは残るナリタノヘアも距離適性は十分で、フジノナデシコがマクる展開になれば面白そう。

 

 16日(火)のメインは2本立て。

 「楽天競馬はうれしいポイントが貯まる」(A1-1・1700m・1着110万円)

 「スプリング特別(金沢スプリングCトライアル)」(A1-2・1900m・1着80万円)

 この2競走は格付けされた24頭がどちらかのレースを希望できる選択制となっており、出馬投票時にメンバーが決定。事前の展望は不可能ということをご了承いただきたい。

 出走予定馬は、ドリームズライン、エグジビッツ、ムーンファースト、ティモシーブルー、メジャーシップ、マイネルリボーン、コウエイバラノマチ、ミスアンナ、ブラックビアド、ゴールドハリアー、トーホウボニータ(回避の可能性あり)、ヴィジリア、ベルウッドデナリ、プラチナバディ、カトリーヌスリジエ、ミヤギノセンスの計15~16頭になるも込み。

 どちらも次開催・金沢スプリングカップに向けた重要な一戦。3月のA1-1からの臨戦過程となるメジャーシップ、ムーンファースト、マイネルリボーンは弾みをつけたいところ。いずれも順調には推移している模様。前走は逃げ競りに泣いたエグジビッツ(1700mに出走の見込み)の巻き返しにも注目。

 



(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

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